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“デア・クラシカー”は国内外で数々のタイトルを獲得してきた選手たちの競演でもある - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Friedemann
“デア・クラシカー”は国内外で数々のタイトルを獲得してきた選手たちの競演でもある - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Friedemann

世界有数のタイトルコレクターたちが“デア・クラシカー”で競演

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インターナショナルマッチウィークが終わり、世界各地で国内タイトルを争う戦いが再開。ドイツではドルトムントバイエルン・ミュンヘンによる“デア・クラシカー”が行われる。

ドイツで最大の熱気を呼ぶこの一戦は、国内外で数々のタイトルを獲得してきた2チームによる争いでもある。それは両チームの選手と監督が手にしてきたタイトルの数が物語っている。2チームの選手・監督が国内リーグで頂点に立った回数はのべ120回、カップ戦優勝回数は79回(スーパーカップとリーグカップを除く)を数える。また、国際舞台でも欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇がのべ15回。代表ではワールドカップ(W杯)優勝が12回、欧州選手権(EURO)優勝が5回ときらびやかな数字が並ぶ。

近年は“名将”という言葉が使われる時、そのハードルはかなり低くなってきているが、カルロ・アンチェロッティは真の“名将”と呼ぶにふさわしい指揮官の一人だろう。今季からバイエルンを率いる彼は、指導者キャリアの中で17回、選手としても14回トロフィーを手にし、ビッグイヤーを通算5回も掲げている。これはドイツ出身の選手や監督が誰一人として成し得ていない偉業だ。

しかし、そんなアンチェロッティも教え子たちに敵わないものが2つある。ブンデスリーガの優勝回数と代表でのタイトルだ。バイエルンではフィリップ・ラーム、マヌエル・ノイアー、トーマス・ミュラー、ジェローム・ボアテング、マッツ・フメルスの5人が2014年のW杯で頂点に立ち、ブンデスリーガでも何度となく優勝を経験。さらに、シャビ・アロンソとハビエル・マルティネスはスペイン代表でW杯とEUROの両タイトルを獲得している。

そんな中、最も多くの栄冠を手にしているのは、意外にも前述したドイツやスペインの選手ではなく、オランダ代表のアリエン・ロッベンだ。彼がこれまでに獲得したタイトルの数はラームの21をしのぐ22。もっとも、アンチェロッティが指揮官として手にした31のタイトルには遠く及ばない。

獲得タイトルの総数でドルトムントがバイエルンのそれに及ばないのは当然のことかもしれない。例えば、バイエルンの選手のリーグ優勝回数がのべ87回なのに対し、ドルトムントは33回。国内カップ戦の優勝回数もバイエルンはのべ63回と、16回のドルトムントの4倍近い。

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