“デア・クラシカー”で再会するフメルスとゲッツェ
今夏、ドルトムントとバイエルン・ミュンヘンの間でマッツ・フメルスとマリオ・ゲッツェの移籍が実現。両選手はそれぞれプロキャリアをスタートさせたクラブへの復帰を果たした。11月19日の“デア・クラシカー”で再会を果たす2人の正反対な道のりを振り返る。
第一歩
フメルス:1988年にドイツ中西部ケルン近郊のベルギッシュ・グラートバッハで生まれた。子供の頃に父親がコーチとして働いていたバイエルンのアカデミーに入団。順調に成長を続け、2006年12月にプロ契約を結び、07年5月のマインツ戦でブンデスリーガデビューを果たした。だが、その後は出場機会は限られ、08年1月にドルトムントへ移籍した。
ゲッツェ:1992年にドイツ南部ミュンヘン近郊のメミンゲンで生まれたが、父親の仕事の関係でドルトムントに引っ越した。ずば抜けたテクニックですぐに注目を集めると、2009/10シーズンにわずか17歳でブンデスリーガデビュー。対戦相手は奇しくもフメルスと同じマインツだった。