3月29日、ワールドカップ・ロシア大会のアジア地区2次予選が行われ、日本代表は埼玉スタジアム2002でシリア代表と対戦し、5-0で勝利した。これにより日本の首位突破が決定し、最終予選への切符を手にしている。なお、ブンデスリーガクラブからは香川真司(ドルトムント)、長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)、酒井高徳(ハンブルガーSV)、山口蛍(ハノーファー)の4人が先発出場し、58分には原口元気(ヘルタ・ベルリン)が、85分には清武弘嗣(ハノーファー)が途中出場。香川は2得点1アシスト、原口は1得点の活躍だった。

日本 5-0 シリア

序盤から日本が圧倒的にボールを支配する。まずは3分、左CKからこぼれた浮き球を酒井高がヘディングで押し込もうとするが、ボールはクロスバーの上へ外れた。続くチャンスは8分、右サイドの酒井高が中の香川にいったん預け、リターンパスを受ける。そして後方から走ってきた長谷部にダイレクトで渡すと、ペナルティーエリア右から長谷部がゴール前へグラウンダーのパスを入れる。岡崎がこれに合わせたが、惜しくも左ポストの外側へ流れていった。すると17分、香川が左からスピードの速いクロスを放り込むとGKが飛び出してパンチングクリア。しかしボールはアルマスリの顔面を直撃し、はね返りがそのままネットへ吸い込まれ、ラッキーな形で日本が先制点を奪った。さらに21分には岡崎がクロスバーの数十cm上を越えるジャンピングボレーを放ち、26分には岡崎、本田、岡崎、本田とつないだ後、酒井高がGKと1対1になったが、このシュートも枠の左側へ外れてしまった。

1-0で迎えた後半も開始直後から日本が優勢に試合を進める。50分、右サイドからの細かいパス交換で中央へボールが移動していき、最後は宇佐美がシュートを狙うも、直前でDFにクリアされてしまった。続く54分、右から岡崎が低めのクロスを送り、ニアサイドで本田がヘディングで合わせるが、これはクロスバーのわずかに上へ。55分、山口が空中戦で競り合った際に顔面を強打し、鼻から激しく流血。担架で運ばれ、原口と交代でピッチを後にした。そして66分、ペナルティーエリア右で本田が粘って中へ浮き玉を送ると、香川がこれを胸トラップで止めた後、反転して左足の綺麗なボレーシュートを決め、日本が追加点を奪う。83分にはサバグ、アルアジャンから立て続けに至近距離でシュートを打たれるが、長谷部らが体を投げ出してブロックしピンチを脱すると、その3分後、日本がカウンターで自陣から一気に前線へ。香川がヘディングで落とすと、清武が右から左の前方へサイドチェンジをし、香川が走り込む。そして中央へ蹴られたセンタリングを本田が頭で決め、3-0と試合を決定づける。さらに90分にもペナルティーエリア左でボールを拾った香川がシュート。いったんはGKに防がれるが、こぼれ球を再び蹴り込み4-0になり、終了間際にも原口が決め5-0のまま試合は終了した。