2月25日に行われた欧州リーグ(EL)ラウンド32の第2戦で、香川真司が所属するドルトムントは敵地でポルト(ポルトガル)と対戦し、1−0で勝利した。香川はフル出場を果たしている。

ポルト(ポルトガル)0-1 ドルトムント

第1戦で2−0と勝利しているドルトムントが、敵地ポルトへ乗り込んだ。激しい雨と、ボールをキープするたびに起こる大きなブーイングの中でも、立ち上がりから落ち着いた試合運びを見せたドルトムントは、23分に先制する。右サイドのミキタリヤンからのクロスを、逆サイドでロイスがボレーで合わせると、相手GKのカシージャスが好セーブを見せたが、詰めていたオバメヤンのシュートがクロスバーに跳ね返り落下し、カシージャスに当たってゴール内へと転がった。その後も試合を優位に進めたドルトムントだが、前半終了間際には、立て続けにピンチを迎えた。40分、自陣でボールを奪われてシュートまで持ち込まれるも、これはわずかにゴールの脇へ逸れた。42分には、右サイドからのクロスに合わせた相手のシュートが枠を捉えたが、GKビュルキが素晴らしい反応で難を逃れた。前半はこのまま、ドルトムントの1点リードで終了した。

後半開始と同時に、ドルトムントのトゥヘル監督がフメルスとギュンドアンを下げ、ズボティッチとシャヒンを投入した。ドルトムントは、是が非でも得点を奪いにくるポルトに対し、やや受け身の格好となる。55分にはポルトFWのアブバカルにフリーでシュートを打たれたが、ビュルキが至近距離で阻止した。63分、ドルトムントは久しぶりにシュートチャンスを迎えたが、オフサイドの笛が鳴った。トップ下の香川は、相手選手の間でボールを受ける動きを繰り返すが、なかなかパスが入らない。それでも77分、オフサイドにはなったものの、ゴールに迫る動きも見せた。終盤になっても、ポルトはホームでのゴールを貪欲に狙い続ける。87分のポルトの絶好機は、ゴールバーに救われた。試合終了間際のショートコーナーから、香川がこの日1本目のシュートを打ったが、角度がないところからカシージャスの守るゴールを割ることはできなかった。試合はこのままドルトムントが1−0と勝利。第1戦との合計で3−0とし、EL16強入りを果たした。

【この試合後のコメント】

トーマス・トゥヘル監督(ドルトムント) われわれが優勝候補か、ということは重要ではない。チームが一丸となって戦うことが大事なのです。きょうは勝ちましたが、内容には満足できません。ミスが非常に多かった。その中でも、選手たちは戦う姿勢を失わずに、良くやってくれました。

ローマン・ビュルキ(ドルトムント) きょうはあまり良い試合はできませんでしたが、勝ち進むことができたのが一番です。ポルトが前からプレッシャーに来ていたので、試合を組み立てるのが難しかったですが、それでも敵地で1−0と勝利を収めることができました。

ユリアン・ワイグル(ドルトムント) 簡単にボールを失う場面が多く、スペースがあっても、うまく使うことができませんでした。それができていれば、もっと楽に勝てたと思います。この試合をもう一度、分析し直さなければならない。