欧州選手権(EURO)が6月10日、開幕した。日本では時差の関係で全試合を網羅するのは難しいという方のために、大会3日目までを振り返る。現在までに7試合が終了しているが、2点差以上をつけて勝利したのはドイツのみで、ここまで拮抗した戦いが繰り広げられている。

グループA

フランス 21 ルーマニア

オープニングゲームには開催国フランスが登場。57分にようやく先制したフランスだったが、PKを献上してしまい、すぐにルーマニアに追いつかれた。それでも89分、先制点をアシストしたパイエの強烈なシュートがネットに突き刺さり、土壇場で勝ち越しに成功。バイエルン・ミュンヘンコマンは66分から出場した。

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アルバニア 01 スイス

ブンデスリーガ所属のGK対決となったこの試合、勝利したのはブンデスリーガー7人が先発したスイスだった。開始5分、CKにホッフェンハイムのシェーアが頭で合わせた。その直後に相手の一発退場で数的有利となったスイスは、セフェロビッチ(アイントラハト・フランクフルト)らの惜しいシュートもあったが、追加点は奪えない。また、試合終了間際の相手のビックチャンスはGKゾマー(メンヘングラートバッハ)が救い、1点を守り抜いた。

なお、両親がアルバニア出身で、スイス生まれのチャカ兄弟にとっては、大舞台での兄弟対決が実現。兄のタウラント(バーゼル/スイス)がアルバニア代表として、弟のグラニト(メンヘングラートバッハ)がスイス代表として出場した。フル出場した弟グラニトは大会史上3位となる125回のボールタッチ数を記録している。

グループB

ウェールズ 21 スロバキア

本大会初出場となったウェールズが歴史的勝利を収めた。10分にベイル(レアル・マドリード/スペイン)が直接FKを沈めたウェールズは一度は同点に追いつかれるも、81分に2点目を挙げて白星発進となった。

イングランド 11 ロシア

イングランドの勝利が見えたロスタイム、ロシアが粘り強さ見せて同点に追いついた。この試合唯一のブンデスリーガ所属選手となったロシアのノイシュテッター(シャルケ)は先発し、80分までプレーした。

グループC

ポーランド 10 北アイルランド

ブンデスリーガ得点王のレバンドフスキ(バイエルン)擁するポーランドは、後半開始直後にブワシュチコフスキ(フィオレンティーナ/イタリア)のクロスにミリク(アヤックス/オランダ)が合わせ、同大会初勝利を手にした。

ドイツ 20 ウクライナ

負傷したフメルスドルトムント)はまだ個別トレーニングの段階、直前のテストマッチ2試合に出場したリューディガー(ローマ/ミラノ)は前十字靭帯(じんたい)の損傷で離脱となり、CBに不安のあったドイツだがムスタフィ(バレンシア/スペイン)がその穴を見事に埋めるどころが、自身代表初ゴールで先制点をもたたらした。守護神ノイアー(バイエルン)の好セーブも光ったが、圧巻だったのはCBボアテング(バイエルン)のスーパーセーブ。37分、相手の10番コノプリャンカのシュートをまずは体でカバーに入ったボアテングは、ゴールラインぎりぎりで右足でかき出した。けがのため先発から外れた主将のシュバインシュタイガー(マンチェスター・U/イングランド)は90分にピッチに入るとその2分後、カウンターからエジル(アーセナル/イングランド)のクロスにぴしゃりと合わせチーム2点目を挙げた。

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グループD

トルコ 01 クロアチア

前半終了間際、モドリッチ(レアル・マドリード)が約25mの距離からこぼれ球をダイレクトで狙い、クロアチアが競り勝った。

EURO応援企画:ブンデスリーガの各国代表紹介

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