グループステージで無失点に抑えているのはドイツとポーランドのみ - © © gettyimages / Alexander Hassenstein
グループステージで無失点に抑えているのはドイツとポーランドのみ - © © gettyimages / Alexander Hassenstein

ドイツ代表ノイアー「ずっと無失点に」

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ドイツ代表は欧州選手権(EURO)のグループステージを2勝1分の首位で突破し、6月26日(日)のラウンド16でスロバキア代表と対戦する。試合を2日前に、GKマヌエル・ノイアーとMFヨシュア・キミッヒが会見に臨んだ。

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ノイアー「早い段階で試合を決定づけたい」

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——ここから一発勝負のトーナメントになることについて

ノイアー ここまで完璧にやってきましたが、これからは一発勝負になります。僕たちのチームは誠実で、今後は何が待ち受けているのか分かっています。スロバキアがラウンド16に進出したのは妥当です。僕たちが彼らに完勝すれば、今後の起爆剤になるでしょう。グループステージとトーナメントではプレッシャーが異なります。ただ、自分自身にとってそれはあまり変わりません。自分たちは成果のあるサッカーをしたいと思います。記録がかかっているわけではありませんし、トーナメントでは結果を出します。

——スロバキアのプレーについて

ノイアー トーナメントが始まったわけで、1試合で全てがうまくいかないといけません。僕たちはどの対戦相手も軽く見てはいけない。スロバキアとは大会前(5月29日)に対戦しました。でも、あの試合とは状況が全く異なります。僕たちは良い準備をし、できる限り早い段階で試合を決定づけて準々決勝へ進みたいと思います。

——スロバキアのスター選手、マレク・ハムシークについて

ノイアー ハムシークのロングシュートのことは、誰もが知っています。彼はナポリ(イタリア)でもあのような美しいシュートを決めています。彼はグループステージではあまり前線ではプレーしていません。だから、ボランチが早くに彼を止めることが重要になってきます。でも、僕たちは一人の選手だけに集中するのではなく、相手チーム全体に目を見張りますよ。

——ジェローム・ボアテングの負傷について

ノイアー ジェロームは自分の体と相談することが大切です。彼はプロフェッショナルですので、自身で「YES」か「NO」を言うことができます。間違った野心は、ここでは間違った助言者となることでしょう。でも、僕がジェロームを知る限りでは、彼は日曜日にピッチに立つと確信しています。みんながジェロームのクオリティーを知っていますし、僕たちはみんな、彼が日曜の試合に出場することを望んでいます。

——現在まで無失点に抑えているドイツの守備の固さについて

ノイアー ずっと無失点に抑えなければなりません。でも、自分たちが失点を喫するかもしれないことは分かっています。ここまでチームとしてよく守っており、労力を注いでいます。

——ここまでの対戦相手について

ノイアー ここまでの対戦相手は主に、引いてきました。そのような試合では、多くのことで勝つことができないのは明らかです。もっと、積極的に絡んでくる相手との方が、ドイツはもっと勝つことができるでしょう。

——ゲームキャプテンを任されていることについて

ノイアー 僕たちはバスティアン(・シュバインシュタイガー)が最初からプレーしてくれることを願っています。でも、それは監督が決めることです。ただ、僕はいつでもキャプテンマークを(シュバインシュタイガーに)渡す準備はできていますよ。

キミッヒ、「世界一のSB」は?

——EUROのデビュー戦で、北アイルランド相手に1-0で勝利したことについて

キミッヒ (大会)初出場の試合がポジティブな内容であり、勝ったので、もちろんうれしいです。でも、きょうからはスロバキア戦の準備が待っています。

——シュバインシュタイガーの役割について

キミッヒ バスティアンはチームのキャプテンです。僕たちのような若い選手やベンチの選手にとって、彼がどのように良い雰囲気やポジティブな空気をつくり出すかを見るのは重要です。彼がまだ先発で出場していないとしてもね。

——前キャプテンのフィリップ・ラームと比較されることについて

キミッヒ 僕はフィリップを世界一のSBだと思ってます。僕は前回初めてそのポジションでプレーしただけで、比較はできないと思います。個人的にはそれが光栄なことだとしてもね。

——家族のサポートについて

キミッヒ 家族との関係はとても良いです。いつも両親と妹と連絡を取っています。それは自分にとって、とても重要なことです。それに、チームに友達がいることも重要です。マヌ(ノイアー)とは多くのことを分かり合えます。マヌエルやトーマス(・ミュラー)が僕のところに来て、アドバイスをくれるのはうれしいですし、それを実行に移せるようにしています。

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