コマン(中央)はことし3月、ロシアとの親善試合でフランスA代表初ゴールを挙げた - © © imago / PanoramiC
コマン(中央)はことし3月、ロシアとの親善試合でフランスA代表初ゴールを挙げた - © © imago / PanoramiC

フランス代表メンバー紹介:MFキングスレイ・コマン

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4年に一度の欧州選手権(EURO)が6月10日〜7月10日、フランスで開催される。そこで当サイトではEUROに出場するブンデスリーガの選手たちを紹介していく。今回はフランス代表のキングスレイ・コマン(バイエルン・ミュンヘン)。

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フランス、イタリア、ドイツで優勝を経験

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ことし6月13日で20歳を迎えるコマンだが、その若さにして信じがたいほどのタイトルを獲得している。2013/14シーズンに8歳から所属したフランスのパリ・サンジェルマンでリーグ・アン、翌シーズンは移籍したユベントス(イタリア)でセリエA、そして今季は期限付きで移籍したバイエルンでブンデスリーガの優勝を経験。本人がシーズンを通して主力として戦ったバイエルンでの優勝を「これまでよりも大きな意味がある」と話すように、19歳ながらスター軍団バイエルンで23試合に出場し、光るプレーを見せた。俊足からサイドをドリブルで突破し、精度の高いクロスを入れる。離脱していたフランク・リベリ、アリエン・ロッベンの穴を見事に埋め、バイエルンの二冠に貢献した。

リベリはライバルではない

負傷中だった同郷の先輩・リベリの役割を全うしたコマンだが、「リベリはライバルではなく、お手本」と話している。その先輩のリベリは代表引退を表明しており、今回のEUROではコマンはブンデスリーガから唯一のフランス代表となる。フランスの各年代代表に選出されてきたコマンだが、A代表は昨年11月13日のドイツ代表戦でデビューしたばかり。「自国で開催されるEUROに出場することは今から楽しみ」と胸を躍らせている。

今季を振り返ったインタビューへ