4年に一度の欧州選手権(EURO)が6月10日〜7月10日、フランスで開催される。そこで当サイトではEUROに出場するブンデスリーガの選手たちを紹介していく。第5回はドイツ代表の次世代を担うユリアン・ドラクスラー (ウォルフスブルク)。

シャルケ史上最年少デビュー

8歳からシャルケの下部組織に所属し、同クラブ史上最年少となる17歳117日でブンデスリーガデビューを果たした(2011年1月15日)。10日後、シャルケはドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)の準々決勝でニュルンベルクと対戦し、勝負は延長戦にもつれ込んだ。116分に最後のカードとして投入されたドラクスラーはその3分後、劇的決勝弾を叩き込んでシャルケを準決勝進出へと導く。ブンデスリーガでは10試合目となった2011年4月1日のザンクト・パウリ戦で、クラブ史上最年少となる17歳193日で初ゴール(ブンデスリーガ史上2番目)。DFB杯の決勝ではドラクスラーがデュイスブルクから先制点を奪うと、チームは5-0の圧勝で同大会を制した。

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華やかなデビューを飾ったドラクスラーは、翌シーズンからレギュラーに定着し、2013年からはシャルケの10番を背負った。2014年5月3日には、ブンデスリーガ史上最年少となる20歳225日で100試合出場を達成。名実ともにシャルケの顔となっていった。

電撃移籍

シャルケファンにとって衝撃的なニュースが届いたのは2015/16シーズン開幕後の8月31日。夏季移籍の締め切り当日にドラクスラーのウォルフスブルク移籍が発表された。移籍金は明らかになっていないが、ホースト・ヘルトSD(当時)曰く、「クラブ史上最も高額なオファー」だった。しかし、この移籍に納得のいかないシャルケサポーターは憤りを隠さず、初めての“帰郷”となった第20節ではドラクスラーに激しいブーイングを浴びせた。

ドイツ代表・次世代エース

22歳ながら欧州チャンピオンズリーグ(CL)でのキャップ数は31を数える。ドイツ代表には各年代で招集され、18歳でA代表デビュー。優勝した2014年のW杯での出場は1試合に留まったが、ドイツ代表の次世代を担う存在だ。

ウッチーと仲良し

かつてのチームメイト、内田篤人と仲の良いことでも知られている。ドラクスラーが負傷した際には内田が手紙を、内田がリハビリでクラブを離れている時にはドラクスラーがビデオレターを送っている。また、ドラクスラーのインスタグラム記念すべき初投稿には内田の姿が。今季第20節のシャルケ対ウォルフスブルクでは久々の再会を果たした。