先制点を許したドルトムントだが48分にフメルス(中央)のヘディングで同点に追いついた - © © imago / foto2press
先制点を許したドルトムントだが48分にフメルス(中央)のヘディングで同点に追いついた - © © imago / foto2press

ドルトムント、本拠地リバプール戦1-1ドロー

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4月7日、欧州リーグ(EL)準々決勝第1戦が行われ、香川真司が所属するドルトムントはホームでリバプール(イングランド)と対戦し、1-1で引き分けた。第2戦はリバプールの本拠地で14日に開催される。なお、ベンチスタートの香川に出場機会はなかった。

ドルトムント 1-1 リバプール

最初のチャンスは15分、ドルトムントが右FKを得ると、カストロがゴール前に放り込む。そのこぼれ球に反応したロイスがペナルティーエリア外からミドルシュートを放ったが、ボールは左へ外れていった。さらに17分、ワイグルが中央から左前方へロビングパス。シュメルツァーがオフサイドギリギリで飛び出し、ペナルティーエリア内でボールを受けると、マイナスのグラウンダーセンタリングを送る。後ろから入ってきたミキタリヤンがこれにダイレクトで合わせるも、サコーの足にブロックされた。21分にはFKのこぼれ球をキャッチしたドルトムントGKバイデンフェラーとロブレンが激突。治療のため4分間試合は中断されたが、バイデンフェラーは大事にいたらず、プレーを続行している。ここまで優勢に試合を進めていたドルトムントだったが36分、浮いたボールをミルナーにヘディングで流されると、オリジにスペースへ走り込まれる。ピシュチェクが体を寄せるも振り切られてしまい、シュートはゴール左下へ。リバプールに先制を許し、前半は終了した。

後半開始直後、いきなり試合が動く。48分、右CKをショートコーナーでつないだ後、ミキタリヤンがセンタリング。これにフメルスが頭で合わせ、ドルトムントが同点に追いついた。しかし51分、ペナルティーエリア内でコウチーニョに強烈なシュートを打たれ、バイデンフェラーがファインセーブを見せたが、52分にもクラインに遠めの位置から、そして再びコウチーニョに至近距離からそれぞれ狙われるなど、ドルトムントにとっては危ないシーンが何度も続いた。83分にはシュメルツァーが左サイドを駆け上がり、中へ低い弾道のセンタリングを入れるも、リバプール守備陣にブロックされてしまい、逆転ゴールは生まれず。このまま試合は1-1の引き分けに終わった。