今夏、シャルケに加入したスイス代表のエンボロ(中央)が公式戦デビューで初ゴール - © © imago / Huebner
今夏、シャルケに加入したスイス代表のエンボロ(中央)が公式戦デビューで初ゴール - © © imago / Huebner

シャルケ危なげなく1回戦突破

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ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)1回戦の2日目が8月20日に行われ、内田篤人の所属するシャルケはビリンゲン(6部)に4-1で勝利し、2回戦に駒を進めた。内田はひざの治療のため、現在日本に帰国している。

ビリンゲン 1-4 シャルケ

ボールを支配するシャルケは10分、左サイドのコラジナッチのクロスを相手がクリアミスし、これを中央のアオゴが決めて幸先よく先制する。その9分後には再びコラジナッチのクロスを相手GKが弾き、こぼれ球を新加入のエンボロが体勢を崩しながらもゴール。チームに2点目をもたらした。33分、相手がFKから直接狙ったが、GKフェアマンが好セーブを見せる。これ以外は相手に危ない場面をつくらせず、シャルケが終始試合をコントロールし、ハーフタイムを迎えた。

後半に入ってもシャルケが敵陣でボールをつなぎ、惜しいシュートもあったが、引いて守る相手からなかなか追加点を奪うことができない。それでも75分、ガイスが約28mの距離から狙ったシュートがゴールに突き刺さり、リードを3点に広げた。その10分後にはフンテラーが4点目を挙げる。試合終了間際には相手FKを頭で合わせられ、完封勝利とはいかなかったが、シャルケが順当に2回戦へ進出した。