バイエルンがPK戦の末にドルトムントを下し、ブンデスリーガとの二冠を達成 この試合が最後のグアルディオラ監督は有終の美を飾った - © © gettyimages / Lars Baron
バイエルンがPK戦の末にドルトムントを下し、ブンデスリーガとの二冠を達成 この試合が最後のグアルディオラ監督は有終の美を飾った - © © gettyimages / Lars Baron

バイエルンDFB杯優勝、ドルトムントとの死闘をPK戦で制す

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ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)の決勝が5月21日に行われ、バイエルン・ミュンヘンが香川真司の所属するドルトムントにPK戦の末に勝利し、2年ぶり18回目の栄光に輝いた。香川は延長戦の後半から出場した。

バイエルン 0-0(PK4-3) ドルトムント

立ち上がりは互いに慎重になり、ペナルティーエリア前で相手のチャンスの芽を摘む。最初のシュートは4分、バイエルンのミュラーが右サイド遠目の位置からロングシュートを放り込んだがゴール枠を越えた。11分、ミキタリヤンのパスからオバメヤンが右サイドを駆け上がってクロスを入れるも、ゴール前のロイスには合わない。この場面が象徴するように、ドルトムントは珍しく連携がうまくいかない。22分、コスタの左CKにミュラーが飛び込んだが、ゴール左に外れた。33分、コスタのシュートをGKビュルキが弾き、そのこぼれ球をレバンドフスキが狙うが、うまく合わせることができない。その1分後、ドルトムントのカウンターからオバメヤンが左サイドを駆け上がってシュートまで持ち込むも、これもゴール枠を捉えられず。43分、ドルトムントのFKの流れからピシュチェクがクロスを上げ、ベンダーがボレーで合わせたボールはバウンドしてGKノイアーの手に収まった。一進一退のまま前半はスコアレスで折す。

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