ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)準々決勝が2月10日に行われ、原口元気の所属するヘルタ・ベルリンは敵地でブンデスリーガ2部のハイデンハイムに3-2と勝利し、準決勝へと駒を進めた。原口はフル出場し、チームの3点目を決めた。

ハイデンハイム 2-3 ヘルタ

小雪の舞う中、ヘルタはキックオフの直後から主導権をにぎった。ところが、先制したのはホームの声援を受けるハイデンハイムだった。10分、ハイデンハイムがこの試合最初のチャンスで得たCKを、DFファイクが右足でゴールに押し込んだ。しかし、ヘルタはこの失点に浮足立つことなく、ボールを保持してチャンスを伺った。そして14分には、早々に同点弾が生まれる。右サイドでのパスワークから、原口が相手DFの間で受けると、オーバーラップしてきたワイザーへ。そこからのクロスをゴール前で待ち構えたエース、イビシェビッチが落ち着いて決めた。続く21分、ヘルタはすかさず逆転する。右サイドで原口がファウルを受けて得たFKで、またもワイザーからのボールをイビシェビッチが決めた。前半はこのままヘルタが2-1とリードして折り返した。

後半もヘルタがボールを左右に動かしながら保持する。そして、雪が本降りになってきた58分、原口がチームに3点目をもたらした。一時的に左サイドにいた原口は、ダリダからパスを受け、中へドリブルしながら相手を引きつける。そして、一瞬のタイミングを逃さずに打った右足のシュートが、ゴールへ吸い込まれていった。3-1と突き放し、相手の勢いを奪ったヘルタだったが、82分にはハイデンハイムにPKを与え1点差に詰め寄られる。最後はなんとか逃げ切るかたちでヘルタが3-2と勝利し、DFB杯準決勝へと駒を進めた。