4月13日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦が行われ、バイエルン・ミュンヘンは敵地でベンフィカ(ポルトガル)と対戦し、2-2で引き分けた。これにより2試合の合計は3-2となり、バイエルンの5シーズン連続CL4強進出が決まっている。

ベンフィカ 2-2 バイエルン

試合は序盤からバイエルンがボールを支配。アロンソが左右に大きく振り、右のコスタ、左のリベリという両翼を起点にサイド攻撃を仕掛ける。しかし前評判通りの堅守を誇るベンフィカが、バイエルンのセンタリングをことごとくクリア。バイエルンにとってはもどかしい時間が続いた。ようやく19分、コスタが中央に走りDFを引き連れたところでラームが右のスペースに飛びだしボールを受けると、そこから中へのセンタリングにミュラーがシュート。しかしボールは左ポストの外側へ流れていった。さらに22分、ラームがゴールライン手前まで攻め込み、後ろのティアゴに戻したところでクロスボールが入る。これにビダルが頭で合わせたが、ボールに勢いはなくGKがあっさりキャッチした。すると27分、カウンターからエリゼウが縦に運び、左45度からDFとGKの間に絶妙のクロスボール。飛び込んだヒメネスがヘディングシュートをネットに突き刺し、ベンフィカが先制点を奪う。30分にも右サイドを突破したサルビオのセンタリングを受けたヒメネスがペナルティースポット付近からシュートを放ったが、ノイアーがファインセーブで防いだ。ところが38分、右サイドでコスタがラームに預け、ゴール前へ鋭いセンタリング。GKがパンチングクリアしたボールを、ビダルが抑えのきいたハーフボレーで無人のゴールへ豪快に沈め、バイエルンが1-1の同点に追いついた。

後半開始から7分後、いきなり試合が動く。左CKをファーサイドのマルティネスが打点の高いヘッドで中央に折り返すと、フリーとなったミュラーが押し込み、バイエルンが2-1と逆転。68分にはリベリのスルーパスに、アラバがペナルティーエリア左へ抜け出してセンタリングを入れ、ミュラーがゴールへ蹴り込んだが、リベリからアラバへのパスがオフサイドだったため、ノーゴールの判定となった。72分にも裏へのロングパスをミュラーがペナルティーエリア内でトラップ。後ろに落とし、ビダルがミドルシュートを放ったが、GKが弾き右CKとなっている。すると76分、マルティネスのファウルにより、ペナルティーエリアわずかに外、右側のFKをベンフィカに与えてしまうと、タリスカが芸術的なキックでニアサイドに直接決め、試合は2-2の同点になる。しかしこのまま試合は終了。2戦合計3-2でバイエルンが勝ち抜けを決めている。