バイエルン・ミュンヘンは2月23日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16第1戦でユベントス(イタリア)と対戦し、敵地トリノで2-0とリードしたが、終盤に2点を失い2-2と引き分けた。この試合後、先制ゴールを決めたトーマス・ミュラーがインタビューに応じ、3月16日に本拠地ミュンヘンで行われる第2戦への展望などを話した。

ーーバイエルンは、素晴らしい試合内容で2-0とリードしました。それでも、結果が2-2の引き分けに終わってしまった原因は何でしょう?

ミュラー 敵地トリノでの戦いでしたからね。ユベントスというチームの質は高いですし。でも、われわれは自分たちで相手を調子づかせてしまいました。2-1にされた失点は、絶対に防ぐことができたと思うので、腹立たしいですね。後半はあまり良い出来ではなく、前半のように相手を圧倒することができませんでした。2-2にされた後にはチームとして不安定な時間帯もありましたし。まあ、ユベントスの本拠地で楽に勝てるようでしたら、それはそれでおかしな話でしたからね。総合すれば、良い試合内容でした。結果以外はね。

ーー試合中は常に大声を張り上げていましたが?

ミュラー 僕はいつも、ピッチ上で味方に声を掛け続けています。試合後、また自分の声を取り戻すために2日間はかかりますよ。ですから将来的には、こうした試合後のインタビューも減らしていくと思います(笑)。

「CLでは何が起きるかわからない」

ーー激しい試合でしたが、2-2という結果はポジティブに捉えられますか?それとも、2-0でリードしていたので、やはりネガティブなのでしょうか?

ミュラー もちろん2-0でリードしていたことを思うと、残念な結果ではあります。しかし、試合内容に注目すれば、ポジティブに捉えられますよ。CLでは何が起きるかわからない。ミュンヘンでの第2戦は、さらにエキサイトするはずです。ホームでの戦いなので、特別な強みになりますね。

ーーラウンド16の第1戦を終えて、このステージを突破できる確率をフィフティー・フィフティーと見られますか?

ミュラー 僕らは、ホームでの試合を非常に得意としています。(ミュンヘンでは)振り出しからのキックオフになりますが、0-0では終わらせません。その意味では、第1戦の2-2という結果も、悪くないとは思います。

「絶対に決めるべき場面でした」

ーー先制点を決める前、大きな得点機を逃しました。珍しいシュートミスでしたが、何が起きたのですか?

ミュラー あの瞬間ですが、何かがおかしかったですね。横からボールが来て、あとはそれをねじ込むだけでした。『これは来たぞ』と思ったのですが・・・ほんの少しだけ、前に入り過ぎてしまったのか、ちょっと分からないですが、シュートを決めることができませんでした。それでも、あの状況からワンタッチで決められるとは思わなかったし、他に方法もなかったので。仕方がないのかなと。

ーーそれでも、前半終了間際に先制点を決めましたね。お見事でした。

ミュラー 絶対に決めるべき場面でした。ユベントスのペナルティーエリア内で、あのようにフリーで受けられることはめったにないので。状況は目まぐるしく変わる。それがサッカーですよ。

「彼らには彼らのスタイルが」

ーー元チームメイト、マリオ・マンジュキッチとの再会はいかがでしたか?

ミュラー 彼のプレースタイルは熟知していますからね。僕らは長く一緒にプレーしたし、密な時間を過ごしました。いつでもフレンドリーで、穏やかないいやつですよ。対戦相手としては難しい選手ですけどね。

ーーユベントスは第2戦で攻撃的に仕掛けてくるのでは?戦術を変えてくると思われますか?

ミュラー どうでしょうね。彼らには彼らのスタイルがありますし。全員で自陣を守りを固めるほうが、彼らにとっては勝算があるのかも知れないし。

ーーチームメイトのアリエン・ロッベンがゴールを決め、ジョゼップ・グアルディオラ監督に感謝の気持ちを示しました。彼にとって、大事なゴールだったのでは?

ミュラー もちろん、非常に大事なゴールでした。アリエン(ロッベン)はここ最近、ゴールこそなかったものの、良いプレーを続けていました。相手を混乱させ、良いアクションも沢山あった。彼について、心配することなど何もありませんよ。でも、ゴールを決めてくれたのは素晴らしいことです。