バイエルン・ミュンヘンは4月26日、翌日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦アトレチコ・マドリード(スペイン)戦のため、開催地マドリードに移動した。

アトレチコの本拠地エスタディオ・ビセンテ・カルデロンでの公式記者会見には、約150人のジャーナリストが詰めかけ、ジョゼップ・グアルディオラ監督、フィリップ・ラーム主将、シャビ・アロンソの3人が出席。ラームは「準決勝に辿りつくのは、いつだって素晴らしいことだと感じている。『どちらのチームが有利か』なんてことはなく、このレベルの試合では、その日のコンディション、そして小さなことが命運を分ける。きっと接戦になるだろう。おそらくこの対決は(第1戦で大差がつくことなく)第2戦までもつれることになると思っている」と話した。

また、バイエルンはここ数日間かなり集中的に分析を行い、アトレチコのストロングポイントを洗い出したという。アロンソも非常に緊迫したゲームになると予想しているが、しかし「私たちは準備万端だ。決勝にどうしても行きたい」と語気を強めた。

ボアテング出場の可能性も

グアルディオラ監督にとっても、決勝進出というのは是が非でも叶えたい野望である。同監督率いるバイエルンは直近2シーズンでいずれもスペイン勢を相手に準決勝で姿を消しているからだ。そんな“3度目の正直”を目指す指揮官は決戦を前に「アトレチコはバルセロナやレアル・マドリードと並ぶほどの実力者だ。非常に堅い守備を持つが、彼らの強さはそれだけではなく、鋭いカウンターという優れた攻撃力も持ち、そしてフレキシブルさも兼ね備えている。けれども私は比較的落ち着いた気分だよ」とコメントを残した。

また同監督は、負傷のため3カ月間離脱していたジェローム・ボアテングの起用も視野に入れている様子。「彼は経験と個性にあふれた、世界でもベストのCBだ。(先発で起用するかどうかは)もう少し後で決めたい」と、ドイツ代表DFの出場をほのめかした。