チチャリート「だから僕はサッカーを愛している」
10月20日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ第3戦が欧州各地で行われ、ブンデスリーガから出場しているレーバークーゼンは本拠地でローマ(イタリア)と対戦し、4−4の引き分けに終わった。
この試合で4分と19分にゴールを決めたチチャリートことFWハビエル・エルナンデスが試合後、当サイトドイツ語版のインタビューに応じてくれた。
ーー終了のホイッスルを聞いた時はどんな気分でしたか?
チチャリート 勝ち点3を取ろうと試合に入った。序盤の(2−0でリードという)結果を見れば、この最終スコアはネガティブなものに見えるかもしれない。けれども2−4という劣勢から最後に2点を決め、あわよくばさらにもう1点を取り、勝利するチャンスすらあった。いずれにしても、ローマに勝ち点3を与えなかったことは大きな意味を持つ。バルセロナに次いでグループリーグ2位に入るためにはね。
ーーレーバークーゼンにしてみれば、勝ち点1を獲得したのか、それとも勝ち点2を失ったのか、どちらでしょうか?
チチャリート 2点差の状況から1ポイントを奪ったとも言えるし、ホームで2点をリードしながら同点に終わってしまったという見方もできる。けれども僕らの気分は悪くないよ。
ーー試合の終盤について説明してください。
チチャリート 非常に激しい内容だったが、運にも恵まれていた。最後に得点を決めることができて本当に良かったよ。きっと多くの人は、僕らが負けると思っていただろうけど、僕らは戦うことを決してやめなかった。
ーー今週末にはシュトゥットガルトと対戦します。
チチャリート 重要な一戦となるだろう。きょうの試合でうまくいったプレーを、シュトゥットガルト戦でも出していきたいね。このローマ戦では2−0の状況から2−4にされてしまったが、ただサッカーとは時にそういうものであり、だから僕はサッカーを愛している。
ーー2週間後にはローマの地で再び戦います。そこで勝ち点3を取らなければなりませんか?
チチャリート どうだろうね。まずはこの試合について問題点を修正し、シュトゥットガルト戦への準備をしていきたい。アウェーでのローマ戦について考えるのはそれからだね。