CL8強へ前進、ウォルフスブルク敵地での第1戦に白星
2月17日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第1戦が行われ、ウォルフスブルクは敵地でヘント(ベルギー)と対戦し、3-2で勝利した。
ヘント 2-3 ウォルフスブルク
両チーム最初の決定機は11分、こぼれ球に反応したフォケがペナルティーエリア右からフリーで狙うが、抑えが効かずボールは枠の上に外れていった。その後もヘントはシンプルにサイドから攻撃を組み立て、深い位置まで押し込むシーンも目立ち、ウォルフスブルクは劣勢を強いられる。38分にはドラクスラーのシュートがブロックされると、そこからカウンターを受けでピンチを迎えるなど、危ない場面も見られた。しかし44分、左サイドでロドリゲスの縦パスを受けたドラクスラーが、背負っていたDFを反転してかわしボールを前へ運ぶと、ビリーニャとのワンツーでペナルティーエリア内に抜け出し先制弾。ウォルフスブルクが1-0とリードし、前半を終了した。
最高の状態で後半に入ったウォルフスブルクは序盤から攻勢に出る。54分、ヘント守備陣がビルドアップをしているところに複数人で激しくプレッシャーをかけると、相手のパスミスを誘いドラクスラーがボールを奪取。そのままゴール前まで持ち上がり、飛び出してきたGKの上を抜くループシュートを決め、リードを2点に広げる。さらに60分、細かいパス交換をした後にトレーシュが右サイドを突破。センタリングが中へ入ると、そこに飛び込んだクルーゼが押し込んで3-0とし、試合を決定づける。その後80分と89分にゴールを決められてしまったが、ヘントの反撃もここまで。そのままウォルフスブルクがアウェーでの戦いに勝利し、8強入りへ大きく前進した。