バイエルンがCL決勝へ進出する5つの理由
バイエルン・ミュンヘンは4月27日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)のアトレチコ・マドリード(スペイン)との準決勝・第1戦をアウェーで戦う。3シーズンぶりの決勝進出を目指すバイエルンが、アトレチコに勝利する5つの理由を紹介する。
監督対決
バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督とアトレチコのディエゴ・シメオネ監督のサッカースタイルは非常に対照的だ。グアルディオラ監督はバルセロナとバイエルンで、現代サッカーの攻撃の要素を“再定義”してきた人物である。一方、シメオネ監督は2011年にアトレチコの監督に就任し、同クラブのサッカーを守備的にシフトした。
両監督の過去の対戦はこれまで一度きりで、2012年2月26日のスペインリーグ。当時バルセロナを率いていたグアルディオラ監督が2-1でアトレチコを下している。
シメオネ監督は低迷していたアトレチコを復活させ、2013/14シーズンには同大会準優勝を果たすなど成果を挙げてきた。しかし、経験で言えば、グアルディオラ監督には敵わないだろう。グアルディオラ監督は選手時代に1回、監督として2回、同大会のタイトルを獲得している(いずれもバルセロナ所属)。
フルメンバー
昨季、バイエルンが準決勝でバルセロナに敗れた際には、アリエン・ロッベンやフランク・リベリ、ダビド・アラバを欠いており、鼻を骨折したロベルト・レバンドフスキはマスクを装着しての強行出場だった。今回の欠場見込み選手はロッベンとホルガー・バートシュトゥーバーのみ。3カ月離脱していたジェローム・ボアテングはチームとともにスペインに乗り込んでおり、この試合での復帰が濃厚だ。