3月16日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦が行われ、バイエルン・ミュンヘンは本拠地でユベントス(イタリア)と対戦し、延長戦の末4-2で勝利した。これにより2戦合計は6-4となり、バイエルンの8強進出が決まった。

バイエルン 2-2(延長戦後4-2) ユベントス

最初のチャンスは2分、右のコスタが中央にグラウンダーパスを送ると、ビダルが走りながらボールを受ける。しかしトラップミスをしてしまい、シュートを打つまでにはいたらなかった。すると5分、ケディラがDFラインの裏へ走るリヒトシュタイナーへ浮き玉を蹴ると、アラバとノイアーが中途半端な対応をしてしまう。そしてこぼれ球を拾ったポグバが無人のゴールへ冷静に沈め、ユベントスが先制点を奪った。22分にはバックパスを受けたノイアーがキックミスを犯しピンチを迎えるなど、バイエルンに不穏な空気が漂う。そして28分、自陣ペナルティーエリア付近でボールがユベントス側に渡ると、モラタがそこから一気にドリブルでバイエルンゴール前まで運ぶ。右のクアドラードが受けると、ラームのスライディングタックルをかわし、ゴール右にきっちりと決め、ユベントスが2-0とする。

後半立ち上がりは2-0とリードするユベントスが攻勢に出る。56分、モラタがペナルティーエリア左でアロンソと1対1になり、縦へドリブルで突破してシュート。しかしボールはノイアーががっちりとキャッチした。さらに57分、再びモラタが左サイドの高い位置でスルーパスに反応。ゴール前で中へ切り込み、アラバのスライディングをかわして狙うも、ボールは枠の上へ外れてしまう。さらにその1分後にも左CKからモラタがヘディングシュートを放ったが、これもノイアーがセーブした。劣勢だったバイエルンだがようやく73分、右からコスタがスピードのあるセンタリングをファーサイドに送ると、レバンドフスキが頭で決め、バイエルンが1点を返す。終盤はバイエルンがボールをキープし、ゴール前まで攻め込む展開が続いたが、堅牢なユベントス守備陣を崩すことはできず、このまま敗退かと思われた。しかし後半ロスタイム突入から1分、ビダルが右のコマンに展開すると中にセンタリング。中央へ走るリベリにDFがつられると、ファーサイドでフリーとなったミュラーがヘディングシュートを決め、バイエルンが土壇場で2-2の同点に追いついた。

2-2のまま延長前半が終わり、延長後半に入った直後の108分、左からのクロスボールをユベントス守備陣がクリアするも、それをペナルティーエリア手前でティアゴが拾う。ゴール前のミュラーに縦パスを送ると、ミュラーはダイレクトで落とし、そのボールをティアゴがゴール左下に決め、ついにバイエルンが逆転。さらにその2分後、自陣ゴール前でポグバからボールを奪うと、ビダルがコマンにつなぐ。コマンは自らドリブルで運び、ユベントス陣内ペナルティーエリア右に進入すると、DFをかわしてシュート。これがファーサイドのネットを揺らし、試合を4-2と決定づける。116分、左からポグバが蹴ったクロスボールにゴール至近距離のマンジュキッチがフリーでボレー。ノイアーがこれをセーブし、こぼれ球をストゥラーロが狙うもキックミス。ボールはクロスバーのはるか上を越えていった。このまま試合は終了し、2点差をひっくり返したバイエルンが準々決勝進出を決めている。