ブンデスリーガ2015/16シーズンは残り7試合となった。ここで各クラブの現在の状況をおさらいする。第1回は2位につける香川真司の所属するドルトムントをクローズアップ。

チーム状況

昨季は一時的に最下位に転落するなど厳しいシーズンを過ごしたドルトムントだが、また強いチームが戻ってきた。特に後半戦に入ってからはリーグで唯一不敗を守り、同時期のみの成績ではバイエルン・ミュンヘンを抑えてトップとなっている。今季からチームを率いるトーマス・トゥヘル監督はポゼッション率の高いサッカーを展開し、チームはそれを完璧に体現している。また、我慢強さも特徴で、試合終盤に決定的なゴールを挙げ、勝ち点を積み重ねてきた。

ラスト7試合の対戦相手

今後の展望

来季は欧州チャンピオンズリーグ(CL)の舞台に復帰することはほぼ間違いない。少なくとも同大会プレーオフに進出できる4位以上の座を確定。現在3位のヘルタ・ベルリンとの勝ち点差が16であることを考えると、同大会出場権を自動的に獲得できる3位以上はキープできるだろう。一番の注目はバイエルンとの優勝争い。現在は勝ち点5差で追っているが、バイエルンが1試合でもつまずくようなことがあれば、逆転優勝に一歩近づく。

また、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)のベスト4に進出しており、4月20日にヘルタと準決勝を戦う。欧州リーグ(EL)の準々決勝では4月7日(ホーム)と14日(アウェー)、ユルゲン・クロップ前監督のリバプール(イングランド)との対戦が実現する。

インフォグラフィック:ブンデスリーガ史に残る逆転優勝

 

キープレーヤー:ヘンリック・ミキタリヤン

  • 今季リーグで10得点10アシストをマーク。昨季のシーズン全体(3得点6アシスト)の成績を上回っている。

  • ゴールとアシストの合計数(20)は現在リーグでトップ4。アシストに関しては、メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)のラファエルに次いで2位。10アシストは自身のシーズンレコードでもある。

香川真司

香川は前半戦、“強いチームとともに強い香川が戻ってきた”という印象を与え、実際に4得点6アシストの活躍をした。しかし、後半戦に入ってからは出場時間が格段に減り、第20節ヘルタ戦と第25節のバイエルン戦、いずれも上位対決という大事な一戦で、まさかのベンチ外となった。トゥヘル監督は「戦術的な理由」としているが、それ以外の試合でも先発したのは5試合。現在はレギュラーの座が約束されているとは言い難い。試練の時を迎えている香川は、「コンディションも悪くないですけど、最近の流れから見ると交代のチョイスも早いですから、そういうところの信頼であったりは、結果を残したりしないといけない」と前節アウクスブルク戦後に話している。

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