昨夏、ユベントス(イタリア)からバイエルン・ミュンヘンに2年間の期限付き移籍で加入したキングスレイ・コマン。年明け以降のリーグ戦では、第21節と第25節を除く全試合に先発出場を飾り、3月16日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦でも、途中出場から3得点に絡むなど、その評価は急上昇している。当サイト独語版は、そんな同選手との独占インタビューを敢行。弱冠19歳ながら王者バイエルンで主力を務めている快足アタッカーに迫った。

――第26節ブレーメン戦、第27節ケルン戦でフル出場を果たし、16日のCLでも素晴らしい働きでした。最近の活躍についてどう考えていますか?

コマン ここ数週間は、僕がバイエルンに来てから最も素晴らしい時間だったね。ブレーメン戦では3アシストを記録して、ユベントス戦でも1ゴール1アシスト、ケルン戦でも90分間ピッチに立つことができた。正直、自分でもこの出来にはあっけにとられているほどだよ。

――ジョゼップ・グアルディオラ監督があなたを起用する時間は確実に増えました。それにはあなたも満足しているのではないでしょうか?

コマン もちろんだよ。多くのプレー時間をもらって、ゴールやアシストをマークすることができている。自分のパフォーマンスに誇りを持っているし、これからも同じような結果を残せるように願っている。去年の夏にこのクラブへ来ることができて、本当に幸せに感じているし、この決断は自分の中でベストなものだったと思っているよ。「毎日何かを学ぶ」ということは非常に大事なものだと考えているし、それがバイエルンでは可能なんだ。

「ブンデスリーガを愛している」

――まだ19歳ですが、あなたの人気はここドイツでも母国フランスでも高まるばかりです。

コマン メディアにたくさん取り上げてもらえるのは、とてもうれしいことだよ。でも、監督やチームメートが僕のことを考えてくれるということも、(プレーの質を高めていくという点では)非常に大事なことだと思うね。

――あなたはブンデスリーガにしっかりと順応できていますね。

コマン 僕はブンデスリーガを愛している。この国のサッカースタイルは僕にマッチしているし、何よりも毎試合スタジアムが完売するということは本当に素晴らしい。だから、(満員のスタジアムで)毎週末プレーすることを心から楽しんでいるよ。選手として、これ以上幸せなことはないんじゃないかな。

――現在のあなたの調子は、これまでのキャリアでもピークなのではないでしょうか?

コマン 確かに今の気分は最高だね。けれど、僕はまだたくさんのことを学んでいける。まだまだ、多くのステップが残されているんだ。もっと良いプレーができるようになると考えているし、それにはまだ時間が必要だ。僕は自分に対して厳しい人間だからね。

――インターナショナル・ウィーク後はアイントラハト・フランクフルトと対戦します。

コマン どの試合でも終了の笛が鳴るまで全力を出して戦うことが重要だ。今季前半戦に開催された敵地でのフランクフルト戦は勝利することができなかった。ブンデスリーガのタイトル獲得に向かって、次の試合は勝者としてピッチを去りたいね。そして、その翌週のCL準々決勝第1戦ベンフィカ(ポルトガル)戦への自信を蓄えることができれば最高だ。