中間査定:(1)ケルン
2015/16シーズンのブンデスリーガもすでに3分の1が経過した。当サイトでは中間査定と題し、日本人選手が所属するクラブの第12節までを振り返る。第1回は大迫勇也と長澤和輝が所属するケルンをクローズアップ。
チーム状況
ブンデスリーガ再昇格から2シーズン目のケルンは、ここまで好調をキープしいる。第12節を終えて5勝3分4敗。順位を7位につけ、降格圏内とはすでに勝ち点8の差がある。ただし、欧州チャンピオンズリーグ(CL)や欧州リーグ(EL)の出場権を獲得できる位置までには、あと一歩届いていない。
今季のケルンの特徴は強豪相手に良い結果を残しているところ。 近年は格上となっている同じ地方のライバル、レーバークーゼン(2-1)とメンヘングラートバッハ(1-0)との「ラインダービー」をいずれも制した。さらに、シャルケ相手に3-0で快勝。昨季2位のウォルフスブルクとは引き分けた。このような結果から、昨季は12位だったケルンが今季は常に半分より上の順位となってる。
トップデータ
- シーズン3分の1が終了し、ケルンは7位。CL自動出場権が獲得できる3位との勝ち点差はわずか3であるここ数試合は守備的な戦いを強いられたにもかかわらず、ケルンの攻撃力は成長している。昨季は第12節終了時点で12得点だったが、今季はそれを上回る15ゴールを挙げている前節のレーバークーゼン戦ではヘディングから今季6得点目をマークした。今季、ヘディングによるゴール数はリーグトップとなっているもう一つのストロングポイントは、忍耐力。ケルンは残り15分から計7得点を奪っており、これは現在リーグ最多