2015/16シーズンのブンデスリーガもすでに3分の1が経過した。当サイトでは中間査定と題し、日本人選手が所属するクラブの第12節までを振り返る。第6回は香川真司が所属するドルトムントをクローズアップ。

チーム状況

強いドルトムントが戻ってきた。昨季はまさかの不振に陥り、後半戦は盛り返したもののシーズンを7位で終わっていた強豪が、トーマス・トゥヘル新監督の下でよみがえった。バイエルン・ミュンヘンとのデア・クラシカーでは苦杯をなめたが、その後もしっかり上位をキープし、シャルケとのルールダービーでは本拠地で勝利を収めた。このダービーでの勝利を糧に、今後もチームの勢いは増してゆくはずだ。常に自分の活躍よりもチームのことを考えている点取り屋、ピエールエメリック・オバメヤンとバイエルンのロベルト・レバンドフスキとの得点王争いからも今後、目が離せない。

トップデータ

  • トゥヘル監督はチームの攻撃面をさらなる高みへ導いた。12試合で35得点というゴール数はクラブ史上1963/64シーズン以来の快挙となった。この得点数は現在、バイエルンの37点に次ぐ数字
  • パスからゴールへとつながった得点が26点と、リーグで1番多い。バイエルンすらもこの数には追いついていない
  • 今季のドルトムントは”決定力のチーム”と表現できる。1ゴールを挙げるために、たった6本のシュートしか要さない素晴らしい確率だ

ベストプレーヤー:ピエールエメリック・オバメヤン

オバメヤンは第12節までで14ゴールを挙げているが、これはバイエルンのレバンドフスキと並んでリーグトップ。ゲルト・ミュラー氏によるブンデスリーガ記録、年間40ゴールも現実的なペースだ。オバメヤンの個人最高得点(年間)は16点で、これはすぐにでも更新されるだろう。

点取り屋ながら、徹底的なチームプレイヤーだというのもオバメヤンの魅力といえる。開幕から9試合連続得点の大記録が懸かったマインツ戦では、自分よりも若干良い位置に居た味方へゴール前で迷わずパスを出した場面が印象的だった。

香川真司

今季、目の覚めるような活躍を見せる香川。ルールダービーでも先制点を美しいヘディングシュートで決めた。頭でのゴールには周囲だけでなく自らもおどろき「でも、ゴールはゴールなので」と、はにかんだ。シーズン前に「ヨーロッパ1年目の、怖いもの知らずで失うものがないような気持ちでやりたい」と、背番号をかつての23に戻したという。その想いから生まれる躍動感と勇敢さが、人々の目を釘づけにする。

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