プレシーズンチェック(7):シャルケ
2016/17シーズンのブンデスリーガは8月26日にスタートする。そこで当サイトでは「プレシーズンチェック」と題し、各クラブの今季展望を探っていく。第7弾は内田篤人が所属するシャルケ。
(1)今シーズンの目標
クリスティアン・ハイデルという新たなスポーツディレクターと、アウクスブルクからマークス・ワインツィアル監督を招へいしたシャルケ。今夏ハイデルSDは「最も重要なことはチームにアイデンティティを植え付けること。そして欧州チャンピオンズリーグ(CL)の舞台に戻ることだ」と話しており、シャルケを再びドイツトップ4に引き戻すことを目指している。プレシーズンでは早速その手腕が発揮され、左SBのアブドゥルラーマン・ババを期限付きで獲得し、またセビージャ(スペイン)の主将コケや、ウォルフスブルクのCBナルドの引き抜きにも成功。ジョエル・マティプとレロイ・サネを放出してしまったが、戦力は依然としてブンデスリーガ上位である。
(2)指揮官
(3)キープレーヤー
33歳という年齢ながら肉体的な衰えは一切見えず、むしろプレーの質が向上しているナルド。ブンデスリーガでの実績も十分あり、マティプが抜けた最終ラインの穴埋めはきっちり果たしてくれるだろう。またナルドはマティプ同様、空中戦で無類の強さを発揮しヘディングからのゴールが期待できるだけでなく、シュート力も圧巻の一言。直接FKのチャンスで弾丸ミドルシュートを放つシーンには、ぜひ注目してほしい。