2016/17シーズンのブンデスリーガは8月26日にスタートする。そこで当サイトでは「プレシーズンチェック」と題し、各クラブの今季展望を探っていく。最終回はブンデスリーガ4連覇中のバイエルン・ミュンヘン

(1)今シーズンの目標

バイエルンは昨シーズン、ブンデスリーガ史上初の4連覇を成し遂げた。今シーズンはこの記録を伸ばすことが一つの目標となっている。ジョゼップ・グアルディオラ監督からバトンを引き継いだカルロ・アンチェロッティ新監督は、「全大会で強さを見せ、勝利できるようにしたい」と話しており、ブンデスリーガだけでなく、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)や欧州チャンピオンズリーグ(CL)の戴冠も視野に入れている。8月14日に行われたドイツ・スーパーカップでは今シーズンも最大のライバルになるであろうドルトムントを2-0で下し、一つ目のタイトルを獲得。これで4冠というグランドスラム達成も可能となった。

クラブに12年在籍するフィリップ・ラーム主将は「成功に満ち溢れた3年間だった」とグアルディオラ指揮下での年月を振り返る一方、「今現在は何か新しいことが待っている。各選手はさらに覚醒しているし、新しい何かを証明しなければならない」とチームが新たな時代に突入したことを示唆している。

(2)指揮官

昨年12月、契約を更新しないことが明らかとなったグアルディオラ監督の後任として、カルロ・アンチェロッティ監督の就任が発表された。57歳のイタリア人監督はこれまでユベントスやACミラン(ともにイタリア)、チェルシー(イングランド)、パリ・サンジェルマン(フランス)、レアル・マドリード(スペイン)など欧州各国リーグのビッグクラブを指揮し、CLでは3回(ミラン2回、レアル1回)の優勝を果たしている。

(3)キープレーヤー

フランク・リベリがバイエルンに移籍して10年、33歳のベテランにとって、今ーズンへの期待はかつてないほど膨らんでいるようだ。昨シーズンは負傷が長引き、わずか13試合の出場にとどまった。プレシーズンの練習を行っているリベリの姿からはプレーできる喜びが見て取れる。また、戦術で縛り過ぎないアンチェロッティ新監督の下、「ピッチに立つと、僕は自由だ」と水を得た魚のように生き生きしている。ドグラス・コスタやキングスレイ・コマンら若手のウィンガーにはまだまだ負けていない。

(4)豆知識

・ジョバンニ・トラパットーニ監督に次ぎ、アンチェロッティ監督はバイエルン2人目のイタリア出身監督

・マッツ・フメルスが8年半ぶりに復帰。ドルトムントで225試合に出場したが、バイエルンでは2007年5月19日のマインツ戦で途中出場から1試合にしか出場していない

プレシーズンチェック(1):アイントラハト・フランクフルト

プレシーズンチェック(2):アウクスブルク

プレシーズンチェック(3):ケルン

プレシーズンチェック(4):ハンブルガーSV

プレシーズンチェック(5):ヘルタ・ベルリン

プレシーズンチェック(6):マインツ

プレシーズンチェック(7):シャルケ

プレスーズンチェック(8):ドルトムント