現在バイエルン・ミュンヘンに所属している選手の中で、おそらくキングスレイ・コマンほど、カルロ・アンチェロッティ監督のことを知っている人物はいない。なぜなら同選手は2013年2月17日、アンチェロッティ監督の下、パリ・サンジェルマン(フランス)でトップチームデビューを果たしており、プロ選手としての礎を築いてきたからだ。そこで当サイト独語版はコマンとの独占インタビューを敢行。この夏から再びともに戦うことになった新指揮官について語ってもらった。

――あなたは休暇を終えた後、今月末にチームへ合流します。そこでアンチェロッティ監督と再会を果たしますね。楽しみですか?

コマン もちろんだとも。昨年のクリスマス前にアンチェロッティ監督がバイエルンの監督になると聞いて、とてもうれしかったよ。パリ・サンジェルマン時代から彼のことは知っているし、彼については良い思い出しかない。素晴らしい監督であり、その人間性も偉大だ。

――アンチェロッティ監督という人物について話してください。

コマン 彼はとにかくコミュニケーションに重きを置いている。どんな時でも選手の言葉に耳を傾け、彼がいる部屋のドアはいつも開いているんだ。うるさく話している姿は1度も見たことがないし、生まれつきの権威を持った男だ。どんな選手ともうまくやっていけるんだよ。

「アンチェロッティ監督には感謝しかない」

――では監督としての彼はどんな人物でしょうか?

コマン 選手としても監督としても巨大な経験があり、とてもプロフェッショナルで、確かな哲学を持っている。戦術的には非常にフレキシブルで、ゲームをコントロールすることを好む人だ。

――あなたはアンチェロッティ監督の下、トップチームデビューを飾りましたね。

コマン 試合の数週間前からデビューできそうな予感はあったけれど、FCソショー(フランス)とのアウェー戦がその日だった。僕は当時とても若く、経験は皆無だったけれど、そんな僕をアンチェロッティ監督は信頼してくれていた。定期的に僕と1対1の面談もしてくれてね。そのおかげで僕はデビュー戦に対し恐怖感を抱かず、16才という年齢でプロデビューすることができたんだ。アンチェロッティ監督には感謝しかないよ。

――ジョゼップ・グアルディオラ監督がいなくなり、アンチェロッティ監督と新たなシーズンが始まります。何を期待していますか?

コマン バイエルンでの初めてのシーズンはとても満足している。出場機会が得られたからね。チーム内の競争はとてつもなく激しいが、今シーズンは昨季のパフォーマンスをより確実なものにし、先発で出場したいね。アンチェロッティ監督と一緒に戦った経験は、僕にとって有利なはずだ。もちろんこれからも一生懸命練習をしていかなければならないけれどね。いずれにしても、アンチェロッティ監督とのシーズン開始が待ち遠しいよ。僕たちは高い目標を持っており、欧州のトップを目指している。僕の目から見れば、それを叶えるための人選としてアンチェロッティ監督ほど適した人物はいない。

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