ドルトムントがトルコ代表の新鋭ドリブラー、モルを獲得
香川真司の所属するドルトムントは6月7日、デンマーク1部リーグのノアシェランから18歳のトルコ代表、エムレ・モルを獲得したことを発表した。契約は2021年6月末まで。
モルはデンマークのコペンハーゲン生まれ。父親がトルコ出身のため、デンマークとトルコの二重国籍を持つ。ことし5月29日、モンテネグロとの親善試合でトルコA代表デビューを果たし、6月10日から開催される欧州選手権(EURO)のメンバーにも選出されている。
ミヒャエル・ツォルクSDは、「エムレ・モルは非常に才能がり、複数の攻撃的ポジションをこなすことができ、大きな成長の可能性を持つ若い選手だ」とコメント。モルは、「ドルトムントはヨーロッパのビッグクラブで、他と比較できないほど素晴らしいサポーターがいる。新しいチームメイトと会うのがとても楽しみだし、新シーズンのスタートやドルトムントでの最初の試合が待ちきれない」と話している。
168cmと小柄なモルの武器はドリブルで、FCバルセロナ(スペイン)のリオネル・メッシと比較されるほどだ。