プレシーズンチェック(8):ドルトムント
(1)今シーズンの目標
2016/17シーズンのブンデスリーガは8月26日にスタートする。そこで当サイトでは「プレシーズンチェック」と題し、各クラブの今季展望を探っていく。第8弾は香川真司が所属するドルトムント。
ドルトムントは今夏、3人の主力を手放し、8人の新加入選手を迎えた。トーマス・トゥヘル監督は「リスクのある新たなスタート」、ハンスヨアヒム・バツケ社長は「野心的な大改革」と話している。それでも、バツケ社長は「我々の目標は欧州チャンピオンズリーグ(CL)の自動出場権獲得だ」と言い切る。また、今シーズンも優勝争いをすることがドルトムントのアジェンダでもある。再びバイエルンと拮抗する勢力になることが中期的な目標だ。「私は2、3年以内に我々が再び優勝することを確信している」と、バツケ社長は自信をのぞかせる。
(2)指揮官
(3)キープレーヤー
マーコ・ロイスとマリオ・ゲッツェ、アンドレ、シュアレのドイツ代表トリオが前線にそろった。この3人がチームを一つ上へ導くと、期待されている。ゲッツェとシュアレが新たなチームで再びそれぞれの才能を十分に発揮することができれば、度重なる負傷に見舞われているロイスのけがを防ぐこともできるかもしれない。この3選手の経験と能力がドルトムントをパワーアップさせるだろう。
(4)豆知識
・ドルトムントは昨シーズン、チーム史上最多の82ゴールを挙げた
・GKローマン・バイデンフェラーはドルトムントで15シーズン目を迎える。カイザースラウテルン時代の2シーズンを含めブンデスリーガに毎シーズン出場しており、これは現役選手の最長記録だ