ブンデスリーガ第23節2日目が2月27日に行われ、ハノーファーは清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍の日本人3選手が初めて同時に先発に名を連ね、敵地でシュトゥットガルト に2-1で逆転勝ちした。9試合ぶりの勝利となった試合後、全得点に絡んだ清武とフル出場した山口がインタビューに応じた。

【清武弘嗣】

ーー今のお気持ちを、聞かせて下さい。

清武 少し、安心しました。安心できる順位ではないですが。

ーー勝因を挙げると?

清武 蛍(山口)が入ることで、前を向けるし、常に俺を見てくれている。きょう大きかったのは、俺とアイバー(フォッスム)のツーシャドーがルーズな位置にいて、相手がつかみ切れてなかった。どちらかが空いているという意図でやっていたので、良かったですけど。

ーー戦い方について。

清武 今回こういうフォーメーションにしたのは初で、変則的なフォーメーションにみんなうまく対応したし、本当にみんなよく頑張ったなと思います。

ーーパスの成功率が一番高かったです。

清武 復帰したばかりで調子も良いし、周りも見えるし、これがあと何試合続くか。復帰した後はどこかで必ず体にガタがくるので、良い調子をあと何試合維持できるか。まだドベ(最下位)なんで、連勝できるように。

ーー試合勘という部分では問題はなかったですか?

清武 試合勘というのは、あまりないですね。(試合勘は)なくなるわけではないので。全然問題はなかったですね。

ーー試合後はしばらくベンチで動けない様子でした。

清武 疲れました。久しぶりの90分で疲れたし。まだ1勝しただけなんで。気を引き締めてやらないと、この1勝が無駄になる可能性もあるし。だから、これからかなと思います。

ーー山口選手について。

清武 あいつは素晴らしかったです、きょうは。期待通りです、俺の。待ち望んでいたやつが来ましたね。やっぱり自信ていうのはあると思うし。ああいう代えられ方しましたけど(※)、それでも自信を失うことなくトレーニングからすごくやっていたので、それがこういう、きょうみたいな結果につながったと。あいつの踏ん張った気持ちと、折れなかった気持ちがきょうの試合に出たと思います。

※第20節マインツ戦で先発したが、35分にベンチに下がった

 【山口蛍】

ーーきょうの試合を振り返って。

山口 3試合目ですけど、きょうでやっとブンデスデビューしたような感じの雰囲気でした。

ーー試合中に意識したことは?

山口 試合を通じて、自分たちが引いて相手がボールを持つ時間が長かったですけど、なるべく裏へのボールというよりは、キヨ(清武)くんやアイバー(フォッスム)が良い位置にいるので、そこをうまく使いたいと思っていました。

ーー個人の出来としてはどうでしたか?

山口 できたところもあるし、もっとできるところもあるし。ボランチで試合に出たのはきょうが初めてだったので、これからもっと良くしていく努力をしたいと思います。

ーー非常にミスが少なかったです。

山口 シンプルにというか、基本的にワンタッチ、ツータッチでというイメージでやるようにしていますし、そのタイミングでキヨくんが間で良いところにいるから出せるというのもあるし。周りのサポートがあるから、自分からパスが出せるというのもあります。

ーーボールを奪うということに関して、手応えはどうですか?

山口 もっと取れる場面もあったし、そこは周りとのコミュニケーションだと思います。練習を重ねていけば、(ボールの)取りどころというのもチームとしてできてくると思います。今はどこで取るのかというところがまだはっきりしていないので、そこの取りどころがはっきりしてくれば、自分の狙いというのも増えてくると思います。

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清武がMOMに選出