5月14日、ブンデスリーガ最終節が開催され、長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトは、敵地でブレーメンと対戦する。本稿では、この試合の見どころについて以下に記していく。

今季も含めた過去53シーズンのうち実に52シーズンをブンデスリーガで戦っているブレーメン。しかし現状は厳しく、自動残留、入れ替え戦、自動降格のすべてに可能性を残している(残留の可能性についてはこちら)。ただ、今季はクラブ史上最低となるホーム7敗を記録するなど散々な出来だったが、本拠地での直近2試合はどちらも白星となっており、さらにここまで守備がまったく安定しておらず毎試合失点を喫してきたが、前節のケルン戦では今季初めて相手にゴールを与えず終戦となった(0-0の引き分け)。現在ホーム5戦連続ゴール中のエースFWクラウディオ・ピサロが爆発すれば、最終節での残留確定も十分可能だろう。

前節、強豪ドルトムント相手に1-0の完封勝利となり、全18クラブで唯一、直近の3試合で全勝を飾っているフランクフルトは、今節引き分け以上で自力での残留が決定する。また最近はプレースキックの精度が上がり、この3試合で決めた5得点のうち4ゴールがセットプレーから。全失点の約3分の1にあたる20点をFKやCKから喫しているブレーメン相手にも、非常に有効な手段となるはずだ。直近10試合の成績は、ブレーメンが4勝4敗2分、フランクフルトが4勝5敗1分とわずかに劣っているが、先述のようにここ最近の成績を見れば、後者が上り調子であるのは一目瞭然。さらに敵地ブレーメン戦は過去5試合で1敗しかしていないなど、苦手意識もほぼない。北の名門に引導を渡す準備は整っている。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】