右SBでフル出場した長谷部は、90分に相手の決勝点となり得るシュートをゴールライン際でカットし、チームの窮地を救った - © © gettyimages / Alex Grimm
右SBでフル出場した長谷部は、90分に相手の決勝点となり得るシュートをゴールライン際でカットし、チームの窮地を救った - © © gettyimages / Alex Grimm

長谷部「対戦相手どうこうと言っていられない」

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1月24日に行われたブンデスリーガ第18節で、長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトは本拠地でウォルフスブルクに3-2で逆転勝利を収めた。右SBとしてフル出場した長谷部が試合後、インタビューに応じた。

ーー逆点勝利となりました。試合を振り返ってみて?

長谷部 前半の内容でいえば、負け試合でしたけど、後半立て直して3つのチャンスを全部決めたかな、という感じでした。

ーー前半は切り替えも遅く、どうしたのかなという感じでしたが?

長谷部 一人一人の距離間も遠かったですし、みんながボールをもらう気持ちが足りなかったかなと。後半は中盤を変え、ボールを持てる選手が入ったので、その中でリズムはつかめたかなと思います。

ーーハーフタイムに監督が怒っていたのではないかと思うのですが?

長谷部 怒ってはいなかったです。(監督は)「前半の内容でまだ0-1で終われているのは、まだ試合が残っているという意味だと思う」と話し、まだ後半45分でしっかり集中してやるようにという感じでした。

ーー相手の中心選手であるドラクスラーとのマッチアップでした。

長谷部 飛び込むとワンタッチではたいて、距離を置くとドリブルで仕掛けてくるという、なかなか嫌な選手でした。やられた場面は結構多かったですけど、それが失点につながらなかっただけ、良かったです。

ーー古巣との対戦でした。

長谷部 ウォルフスブルクと対戦するときは、特別な思いはあります。ただ、今は対戦相手どうこうと言っていられない。残留争い真っ只中なので、きょう勝ち点3が取れたことは良かったと思います。

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