ブンデスリーガもいよいよ残り2試合。最後の2戦は全9試合が同時開催となり、第32節は5月7日(土)の15時30分(日本時間22時30分)にキックオフされる。この中から長谷部誠のアイントラハト・フランクフルトと香川真司のドルトムントの一戦の見どころを紹介する。

フランクフルトは前節、ダルムシュタットとの「ヘッセンダービー」で長谷部が起死回生の同点弾をたたき込むと、試合終了間際にアイクナーが勝ち越しゴールを奪い、後半戦初の連勝を飾った。これで6試合ぶりに自動降格圏の17位から脱出。それでもブンデスリーガ2部との入れ替え戦に回る16位で、17位のシュトゥットガルトとは得失点差と厳しい状況は変わっていないが、フランクフルトには1998/99シーズンにラスト4試合で全勝し、奇跡の残留を果たした実績がある。また、昨季の得点王であるエース、アレクサンダー・マイヤーの離脱による得点力不足の解決策をようやく見つけたようだ。第30節まではセットプレーからの得点はわずか5だったが、直近の4得点のうち3点がセットプレーの流れから生まれている。また、この2試合でも見てとれるように粘り強く戦っており、今季逆転勝利した回数は5回。これは、今回の対戦相手のドルトムントと並んでリーグトップである。

ドルトムントは2016年に入り、公式戦では一度しか負けていない。その一度の敗戦とは、ユルゲン・クロップ前監督率いるリバプール(イングランド)との欧州リーグ(EL)準々決勝でのアウェー戦だった。しかし、その後のリーグ3試合とドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)の準決勝(ヘルタ・ベルリン戦)では圧倒的な強さで勝利。4試合で1失点という守備の安定もさることながら、14得点を挙げた攻撃陣も絶好調だ。レギュラーの座を取り戻した香川は直近7試合で5得点1アシスト。当サイトユーザー投票により4月の最優秀選手に選ばれたヘンリック・ミキタリヤンは、アシストランキングで首位を独走しており、負傷していたピエールエメリック・オバメヤンも前節は途中出場から2ゴールを加え25得点目をマークしている。今季ここまでアウェーで10勝を挙げており、あと一勝で同クラブのシーズン記録に並ぶ。また、今節もバイエルン・ミュンヘンが優勝に王手をかけている状況は変わりないが、ドルトムントにもわずかながらその可能性が残されている。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】