4月10日、ブンデスリーガ第29節最終日が行われ、内田篤人が所属するシャルケは、香川真司のドルトムントを本拠地に迎える。本稿ではこの試合の見どころについて、以下に記していく。

シャルケは、今季開幕7試合で5勝1敗1分という好スタートを切ったが、その後は調子の波が激しく、前節は昇格組インゴルシュタットに0-3と完敗。順位も4位から一気に7位まで転落してしまった。そもそも開幕前はアンドレ・ブライテンライター監督とともに新たな時代を築こうとしたわけだが、1試合あたりの平均獲得勝ち点で言えば同監督は1.6と、物足りなさを感じずにはいられず(前任者ロベルト・ディマッテオ氏は1.5、その前のイェンズ・ケラー氏は1.8)、またルールダービーというクラブの威信を懸けたゲームを終えても、その後バイエルン・ミュンヘンレーバークーゼンという強豪との対戦を控えており、今シーズン前半戦ではこの3クラブ相手に計1ポイントしか奪えていない。3試合ぶりのダービー勝利を足がかりに、欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へに向け再浮上を目指したい。

対するドルトムントは後半戦ここまで11試合で9勝2分と、2016年に入ってからの順位表では全18クラブ最高の成績。シーズン総合でも勝ち点67、得失点差は+39となっており、過去52シーズンあったブンデスリーガのうち、実に49シーズンで首位に立っているほどの強さである。前節では、来シーズンのCL出場を手中に収めたが、勝ち点5差で追うバイエルンとの優勝争いもまだ終焉を迎えてはおらず、1985/86シーズンにバイエルンがブレーメンを、2001/02シーズンにドルトムントがレーバークーゼンを、それぞれ第28節終了時にあった5ポイント差をひっくり返し、土壇場で逆転優勝を飾った歴史の再現を目指している。直近10試合で5勝3敗2分と、やや得意としているルールダービーに勝利し、バイエルンとのタイトルレースに望みをつなぎたいところだ。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】