ブンデスリーガの入れ替え戦の第2戦は5月23日、ニュルンベルクのホームで行われる。長谷部誠のアイントラハト・フランクフルトが1部に残留するには、勝利あるいは2-2以上の引き分けが条件となる。

19日、コメルツバンク・アレーナで行われた第1戦ではサポーターの大声援を受けたフランクフルトが終始、主導権を握った。90分間で放ったシュートは22本。対するニュルンベルクはたったの1本だったが、マーコ・ルスのオウンゴールという不運な形で先制点を献上した。後半にようやく1点を返したが、けが明けの“サッカーの神様”ことアレクサンダー・マイヤーはまだ本調子ではなく、このまま1-1で痛恨の引き分けに終わった。

それでも、まだ90分が残っている。チームが2部に降格した場合、契約時の条件で退任となるニコ・コバチ監督は「この結果には少しがっかりしている」と試合後の第一声で悔しさを口にしながらも、「もしかしたら、第2戦で我々が(少なくとも)1得点を決めなければならないということは、不利には全くならないかもしれない」と自信をのぞかせている。

実際、第1戦では相手が守備を固めてきたものの、フランクフルトは前線で何度もチャンスをつくった。前述のシュート本数とポゼンション率の他にも、1対1の競り合い、パス成功率、走行距離、スプリント数でフランクフルトが上回っている。あとはシュート決定率を上げるだけだ。もちろん、ホームのニュルンベルクが戦術を変えてくる可能性もあるが、相手は0-0でも3シーズンぶりの1部復帰が決まるため、それほどリスクは冒さないだろう。

泣いても笑っても、最後の戦い。なお、90分を終えて1-1の場合は30分の延長戦を行い、そこで勝負が決しない場合はPK戦に全てが委ねられる。