6月20日、ザルツブルク(オーストリア)に所属するナビ・ケイタのライプツィヒ移籍が決定した。ライプツィヒがザルツブルクへ支払った移籍金は、オーストリアリーグ史上最高額となる1500万ユーロ(約18億円)。同リーグで最も注目を集めた選手の1人である21歳ギニア代表MFは、今夏ドイツで新たな挑戦を始める。

ライプツィヒでスポーツディレクターを務めるラルフ・ラングニック氏は、かねてから新戦力の補強条件として、「若手であること」と「巨大なポテンシャルを秘めていること」を第一に挙げていた。そんな同氏のフィロソフィーに沿うケイタの獲得は、いわば必然。ラングニック氏は「ザルツブツクの国内2冠に、ケイタは大きく貢献した。彼は紛れもなくキープレーヤーだった」と、補強の理由を語っている。

2014年夏からここまで、ケイタはオーストリアリーグ、国内カップ戦、欧州リーグ(EL)など公式戦81試合に出場し、中盤の選手ながら20ゴールをマーク。上述のラングニック氏の言葉にもあったように、ザルツブルクに在籍したこの2シーズンは連続で国内2冠を獲得した。特に昨季はリーグ戦で12ゴール8アシストを記録するなど、その成長は著しい。所属クラブだけではなく、母国ギニア代表でもケイタの存在感はますます高まり、2014年の同代表デビューから早くも17試合に出場。ヨーロッパ中のビッグクラブが熱い視線を注ぐようになった。

「世界でベストなアフリカ出身選手に」

ラングニック氏はさらに「ナビ(ケイタ)が次なる成長のステージとしてライプツィヒを選んでくれて、本当にうれしい。彼が持つダイナミックさ、技術、戦術眼、そしてキャラクターも、若手が集うライプツィヒに完全に合致している」と続けるなど、ケイタに対する称賛は留まるところを知らない。SDの大きな期待を背負う同選手自身も、「いつの日か、世界でベストなアフリカ出身選手になりたい」と、今後に向けて闘志を燃やしている。