古巣と対戦のシャルケMFガイス「すべてを出し切らなければ」
2月12日、ブンデスリーガ第21節初日で、内田篤人の所属するシャルケは、敵地で武藤嘉紀のマインツと対戦する。この試合で、2シーズン在籍したマインツへ凱旋することになるMFヨハネス・ガイスが、当サイト独語版とのインタビューに応じ、シャルケでの居心地やマインツ戦への心境を語っている。
――シャルケに移籍して半年が経過しました。前半戦のシャルケは好不調の波が激しかったですね。
ガイス 6カ月間で山も谷も経験したよ。もし勝つことができればファンはすごく喜んでくれるし、負けてしまえばものすごく批判を浴びる。それがシャルケというクラブであり、ファンにとってシャルケは一種の宗教みたいなものだ。でも大事なのは、彼らの一喜一憂に影響されることなく、チーム一丸となってまっすぐ進んでいくことだと思う。
――今のところ、それはうまくいっているようですね。3位と勝ち点差2で現在4位にいます。調子が上がってきた理由は何だと思いますか?
ガイス 僕たちは若いチームであるということをしっかりと自覚していた。これからもまだ成長していかなければならない。この半年は色々な問題点やポジティブな点を発見する時間だったんだ。それが最近の勝ち点獲得につながっている。これからも一生懸命トレーニングをして、結果を残していかなければならないね。
「巨大な未来が待っている」
――すでにプロ6年目。またチームを操るポジションでプレーしています。そのため多くの人は、あなたがまだ22歳であることを忘れているかもしれません・・・。
ガイス あっという間に時間が過ぎていったね。フュルトで16歳の時にプロデビューし、ブンデスリーガデビューを果たし、マインツへ移籍して、今はシャルケの一員・・・時々自分のほっぺたをつねる時もあるよ。
――「もしサッカー選手じゃなかったら?」などと考えたりすることもあるのでしょうか?
ガイス “普通の若者”であればもっと良かったのかもしれない、と考えることもあるよ。でもプロ選手になることは常に自分の目標だった。何よりもサッカーが大事で、子どもの時は毎日グラウンドに行ってボールを蹴っていたんだ。それにオフシーズンなら家族や友達とゆっくり語り合う時間もあるから問題ないよ。