ブンデスリーガもいよいよ残り2試合。最後の2戦は全9試合が同時開催となり、第32節は5月7日(土)の15時30分(日本時間22時30分)にキックオフされる。この中から大迫勇也の所属するケルンブレーメンの一戦の見どころを紹介する。過去87回の対戦は33勝21分33敗で全くの互角となっている。

ケルンにとって今季最後のホーム戦、サポーターたちは12位でフィニッシュした昨季に比べると、チームの成績には満足していることだろう。ケルンは現在8位につけ、このまま一桁の順位にとどまることができれば、1991/92シーズン以来の快挙となる。また、7位のマインツとの勝ち点差は5で、欧州リーグ(EL)出場権獲得の可能性も残っている。好調の理由の一つは攻守のバランス。鉄壁の守備が特徴とされる同クラブだが、現時点の得点数がすでに昨季全体のそれを上回っていることが、より攻撃的にシフトしたことを裏付ける。中でも、ブレーメンへ移籍したアンソニー・ウジャーの穴を埋めるべくやってきたアントニー・モデステは、得点ランキング5位となる14得点をマーク(第32節終了時点)。後半戦から出場機会が激減した大迫は、9試合ぶりに先発した第31節のダルムシュタット戦では良い動きを見せたが、前節のアウクスブルク戦では前半でベンチに下げられた。残り2戦で来季につながるプレーを見せられるか、正念場だ。

EL出場権を争うチームの残り2試合をチェック!

第31節ではモデステとリッセがそれぞれ2得点を挙げ、ケルンはダルムシュタットに快勝した

ブレーメンは前節、残留争い中のシュトゥットガルトとの直接対決を6-2で制し、降格圏から脱出した。しかも、今節の試合に勝利し、ライバルのシュトゥットガルトとアイントラハト・フランクフルトがそれぞれ敗れた場合、残留争いからも抜け出すことができる。ケルンにとって要注意人物は、FWクラウディオ・ピサロ。ブンデスリーガ16シーズン目を迎えたペルー代表は、フィールドプレーヤー最年長の37歳になっても全く衰えを知らない。特に2016年からエンジン全開で、今季ここまで14得点のうち12得点を後半戦でマーク。これは、得点ランキング首位のロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)の同期間のゴールと同数だ。もちろん、11ゴールを奪っている元チームメイトのウジャーの存在も忘れてはいけない。ケルンがより攻撃になったとはいえ、この試合では守備を固めるのが得策のようだ。ブレーメンはリーグワースト2位の65失点を喫しており、ケルンが得点するチャンスも十分に訪れるだろう。

残留争いの残り2試合をチェック!

ブレーメンのピサロ、ウジャーという強力攻撃陣にケルンは要注意

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】