4月22日、ブンデスリーガ第31節初日が開催され、酒井高徳が所属するハンブルガーSVは本拠地でブレーメンと対戦する。本稿では、“北部ダービー”と呼ばれるこの試合の見どころを以下に紹介していく。

ハンブルクは前節ドルトムントに0-3の完敗を喫し、現在2連敗中。直近5試合の成績は1勝4敗と、いまだ低調な様子である。また、すでに本拠地での敗戦数は7になり、今シーズンここまで順位が下のクラブとのホームゲームは5回あったが、それらすべてが黒星に終わっているという嫌なジンクスもある。ところで気になるのは同クラブ降格の可能性であるが、過去10シーズンにおける15位(自動残留)の最終勝ち点は31~38、平均で34.3というデータが出ている。そしてハンブルクは今季34ポイントを獲得しているため、残り4試合で1勝1分以上を収めれば、悲劇をまぬがれるのはほぼ確実。ブンデスリーガ史上最多の試合数を記録している104回目の北部ダービーで勝利を飾り、残留に向けて大きな一歩を刻みたいところだ。

前節ウォルフスブルクに勝利し5試合ぶりの白星を飾ったブレーメンは、依然として2部3位との入れ替え戦にまわる16位にとどまっているものの、勝ち点を31に伸ばし、自動降格圏17位アイントラハト・フランクフルトとのポイント差を4に広げた。ただし、守備の不安定さは解消されておらず、ここまで全18クラブで最多となる61失点を記録。無失点で90分間の戦いを終えたことは、今季まだ1度もないほどだ。また、ハンブルクとの対戦成績は直近10試合で6勝4敗とブレーメンにやや分があるが、アウェー戦の勝率は23.33%で決して高い数字とは言えず、厳しい試合になることは必至。仮に黒星で終わってしまえば、2部降格のプレッシャーはさらに激しさを増すことになる。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】