4月2日、ブンデスリーガ第28節2日目が行われ、清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍が所属するハノーファーは、酒井高徳のハンブルガーSVを本拠地に迎える。本稿ではこの試合の見どころについて、以下に記していく。

第18節から10節連続で最下位に位置するハノーファーにとって、今回対戦するハンブルクは、前半戦で白星を獲得した数少ない相手の1つである。しかし本来得意とするはずのホームゲームも4戦連続ノーゴールが続いており、リーグ戦直近13試合での成績は1勝12敗と窮地に陥っている。また、前節ではついに敗戦の数が20にまで到達。ブンデスリーガ史上、第27節終了時で20敗以上を喫しているのは、1965/66シーズンのタスマニア・ベルリン(23敗)、1974/75シーズンのブッパーターラーSV(20敗)、1996/97シーズンのフライブルク(20敗)の3クラブしかなく、いずれもシーズン終了時にはブンデスリーガ2部へ降格している。そもそも同クラブはシーズン全34試合を通じて21敗以上した経験がなく、あと1つ負けを喫すれば、ネガティブレコードの更新となってしまう(1971/72シーズンと1985/86シーズンに年間20敗を記録)。未来永劫語り継がれることになるであろう奇跡の残留劇を成し遂げるためには、この一戦で勝ち点3を取ることが必須となる。

対するハンブルクは、第16節を最後に1桁順位から遠ざかっており、第26節レーバークーゼン戦は0-1、第27節ホッフェンハイム戦でも1-3と現在連敗中で、自動降格圏17位との勝ち点差も4に縮まってしまった。また、今季前半戦は調子の良かったアウェー戦も、2016年に入りここまで4試合で3敗1分。理想的な結果とは程遠い状況にある。今節激突するハノーファーとの全公式戦での対戦成績は31勝20敗16分で白星が黒星を上回っているものの、敵地での対戦となると11勝13敗10分になり、わずかに負け越している。さらにハノーファーホームでは現在3連敗中で、直近7試合のうち勝ちは1度もなく、5敗2分の成績であるなど、非常に苦手としている。今季クラブ最多得点をマークしているニコライ・ミュラーが累積警告の出場停止から復帰することは、ハンブルクにとってなによりの好材料となりそうだ。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】