日本人3選手が先発した試合は、アウェーのハンブルクが快勝した - © © gettyimages / Stuart Franklin
日本人3選手が先発した試合は、アウェーのハンブルクが快勝した - © © gettyimages / Stuart Franklin

降格危機のハノーファー、ハンブルクに完敗

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ブンデスリーガ第28節2日目が4月2日に行われ、清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍の所属するハノーファーは本拠地で酒井高徳の所属するハンブルガーSV に0-3で敗れた。清武、酒井宏、酒井高はフル出場。3月29日の日本代表戦で負傷した山口はベンチ外だった。

ハノーファー 0-3 ハンブルク

7分、アルメイダのクロスにソロイが飛び込むが、ジャストミートせず。10分、酒井宏とパス交換から清武がドリブルで酒井高を交わし、ペナルティーエリアへ侵入しようとするが、カットされた。11分にもアルメイダがロングシュートを放つなど、ここまでハノーファーの攻撃が続く。対するハンブルクは12分、カウンターから左サイドを駆け上がり、最後はイリチェビッチが狙ったが、ボールはバーを超えた。その後もシュートの数ではハノーファーが上回る。37分には清武のFKにギュルセランが頭で合わせたが、GKアードラーに阻まれた。

0-0で迎えた後半、ハノーファーは敵陣でボールをつないで好機を伺う。60分、ハンブルクがようやくボールを奪うと、イリチェビッチが強烈なシュートを打つが、GKツィーラーが片手で防ぐ。これで得たCKからハンブルクはライスのヘディングで先制点を挙げた。73分、シップロックのクロスをイリチェビッチがダイレクトで押し込み、ハンブルクがリードを2点に広げる。さらにその2分後、ミュラーがGKツィーラーを交わし、ダメ押しの3点目。78分にはハノーファーが決定機を迎えるもGKアードラーが立て続けにセーブし、ハンブルクは無失点に抑える。このままハノーファーが0-3で敗れて5連敗となり、残留に向けてますます厳しい状況となった。