2月21日、ブンデスリーガ第22節最終日が開催され、清武弘嗣、山口蛍、酒井宏樹らが所属するハノーファーは、本拠地でアウクスブルクと対戦する。本稿では以下、この試合の見どころについて記していく。

冬季移籍期間に全18クラブで最多となる6選手を補強したハノーファーだが、今シーズン前半戦から続く負の連鎖を断ち切れず現在7連敗中。2016年に入り勝ち点が1つも取れていない唯一のクラブでもある。また得点力不足は深刻を極め、直近7試合で奪えたゴールはたったの2点しかなく、ここ3試合はいずれも無得点のまま90分間の戦いを終えているほど。前節ドルトムント戦は善戦しながらも0-1で敗れ、今シーズン15個目の黒星を喫したが、第21節終了時に15敗しているチームで残留を果たしたクラブは、53年間のブンデスリーガ史で存在していないという嫌なジンクスもある。2部3位との入れ替え戦にまわる16位との勝ち点差は6にまで開いており、予断を許さない状況が続いている。

対するアウクスブルクも調子が良いとは言えず、後半戦ここまでは2引き分けのあと連敗を喫し、ブンデスリーガ初昇格を果たした2011/12シーズン以降では最も成績の悪い年明けとなった。また、アウェーでのハノーファー戦も現在3連敗中である上に、両クラブが2部に所属していた時代も含め、そもそも敵地で勝利を得たことがないのは気になる点だ。しかし相手の指揮官トーマス・シャーフ監督は、指導者になってからアウクスブルクに勝ったことがなく、ブレーメンアイントラハト・フランクフルト時代の通算成績は0勝3敗3分。さらに、今シーズン前半戦の対決では2-0で勝利し、公式戦でのハノーファー戦で初めて勝ち点3を奪うなど、苦手意識は払拭されているはず。残留という目標に近づくためにも、最低でも勝ち点1は持ち帰りたいところだ。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】