4月15日、ブンデスリーガ第30節初日が開催され、清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍らが所属するハノーファーは、メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)を本拠地に迎える。本稿では、この試合の見どころについて以下に記していく。

トーマス・シャーフ前監督からダニエル・シュテンデル現監督に変わって初の試合となった前節ヘルタ・ベルリン戦では、2-2の引き分けにより6試合ぶりの勝ち点を獲得したハノーファー。就任から5連敗となった前任者に比べ、まずまずのスタートを切ったと言えるのではないだろうか。しかし同クラブは現在ホーム7連敗中で、タスマニア・ベルリンとハンザ・ロストックが持つ「ホーム8連敗」というリーグ史上最低記録に並ぶ可能性もある。またボルシアMG戦は直近10試合で2勝8敗と非常に苦手としており、今節も厳しい戦いになることは確実。いずれにしても、順位が1つ上のアイントラハト・フランクフルトとの差はまだ9ポイントあり、残り試合数を考えると、ブンデスリーガ残留が極めて困難なミッションであることに変わりはない。

対するボルシアMGは前節インゴルシュタットに敗れ、後半戦に入りすでに6敗目を記録し、今シーズン前半戦の総敗戦数に並んだ。昨年9月、アンドレ・シューベルト監督にバトンが託されて以降は快進撃を続けていた同クラブも、後半戦に限った順位表では現在10位と、やや低調な様子。第28節ではヘルタとの上位対決で5-0の快勝を飾ったかと思えば、先述のようにクラブ史上初のブンデスリーガを戦っているインゴルシュタットに0-1で苦杯をなめるなど、安定した成績は収められていない。また、ここ最近のアウェー戦では苦しい試合が多く、直近8試合で0勝6敗2分。今季無失点試合は6回あるが、敵地ではすべてのゲームで失点を記録している。今節勝利を奪うことができれば順位も暫定4位となり、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うヘルタやレーバークーゼンにプレッシャーをかけることも可能。まずは目の前の敵をしっかりと叩いておきたい。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】