ブンデスリーガ2015/16シーズン1部2部入れ替え戦の第2戦が5月23日に行われ、長谷部誠の所属するアイントラハト・フランクフルト(1部16位)は敵地でニュルンベルク(2部3位)に1-0と勝利した。第1戦は1-1の引き分けだったため、フランクフルトの1部残留が決まった。なお、長谷部はボランチでフル出場している。

ニュルンベルク 0-1 フランクフルト

0-0 でも2部へ降格となってしまうフランクフルトは試合開始直後からアグレッシブに攻撃を仕掛けた。しかし9分、ゴールに迫ったFWステンデラが相手との接触で左ひざを痛め、交代を余儀なくされてしまう。コバチ監督は自身の就任後からは出番の少なかったファビアンを ピッチへ送り出した。その直後の12分、ニュルンベルクに最初のシュートチャンスが訪れる。左サイドからの速いボールにケアクが合わせたが、シュートは大 きくゴールを越えた。相手の守備をなかなか崩せないフランクフルトだったが、前半終了間際にようやくフスティの強烈なミドルシュートが枠をとらえる。し かし、ニュルンベルクの守護神、GKシェーファーが得点を許さず、前半は0-0で終了した。

何としても得点を奪わなくてはならないフラ ンクフルトは58分、エースのマイヤーを投入し、望みを託す。前半は引き気味のポジションで守備のバランスを取っていた長谷部も、じわじわと攻撃参加を増やした。そして 66分、待望のゴールが生まれる。第1戦で得点を挙げているフランクフルトのドリブラー、ガチノヴィッチが左サイドを巧みなフェイントで突破して折り返す と、セフェロビッチが右足を伸ばしてゴールへ押し込み、一気に1部残留をたぐり寄せた。終盤はニュルンベルクの猛攻が続いたが、これを最後まで防ぎ切ったフ ランクフルトが1-0で勝利を収め、ブンデスリーガ1部の座を固守した。

【試合後のコメント】

ヘリベアト・ブルッフハーゲンCEO(フランクフルト)このクラブで30年以上勤め、その成長と継続性を見てきた。この2戦で我々はベストなチームであり、最終的に1部残留を果たすことができて感謝の気持ちであふれている。シーズン途中に状況を見据え、退任を申し出たアルミン・フェー前監督やニコ・コバチ新監督の就任を実現させたブルーノ・ヒュープナーSDにも大きな感謝を捧げたい。

ニコ・コバチ監督(フランクフルト)入れ替え戦はテレビで観戦する方々にとっては面白いかもしれないが、実際に戦うのはとてつもない重圧だった。やっと終わってほっとしているし、報われた気分だ。それでも、敗れたニュルンベルクの選手たちの気持ちもよく分かるので、手放しで喜べない部分もある。でも、サッカーとはそういうものだ。この2戦、チームとしては私たちが一枚上手だったと思う。

アレクサンダー・マイヤー(フランクフルト) 1部に残留できた安心感は非常に大きい。ここからの数日間で、この勝利の意味を実感していくだろう。きょうは無得点で前半を折り返したが、自分たちの戦い方を続けていくしかないと話していた。ほっと一息つきたいところだが、今からどこかでお祝いだろう。