4月22日、ブンデスリーガ第31節2日目が開催され、清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍が所属するハノーファーは敵地でインゴルシュタットと対戦する。本稿では、この試合の見どころについて以下に記していく。

ブンデスリーガの歴史上、第30節終了時に順位表の上半分にいるチームが2部へ落ちた例はなく、今季クラブ史上初のドイツトップリーグを戦っているインゴルシュタットの降格回避はほぼ確実となった。そんな彼らの最大の武器はディシプリンにあふれた組織的守備。実際に、彼らが喫した33失点はバイエルン・ミュンヘンドルトムントに次ぐほどの少なさで、27得点というリーグ17番目の攻撃力を十分すぎるほど補っている。7試合負けなしをキープしている本拠地でブンデスリーガの“先輩”ハノーファーに引導を渡し、16位ブレーメンとの勝ち点差をさらに広げ、残留という最大のミッションを完遂したい。

対するハノーファーは前節メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)に勝利し、リーグ戦7試合ぶりの白星を飾った。しかし彼らの置かれている状況が厳しいことに変わりはなく、今節のインゴルシュタット戦で黒星となればその時点でクラブ史上5度目(1974年、1976年、1986年、1989年)の降格が決定。そもそも、その前日に行われるハンブルガーSVブレーメンで後者が勝利を手にすれば、ハノーファーは戦わずして残留への道が完全に断たれてしまうのだ。また、現時点でリーグ最低の26ゴールしか奪えておらず、第30節終了時においてはクラブ史上最低の得点数でもある。そのため、堅守を武器にのしあがってきたインゴルシュタット相手では、非常に苦しい戦いとなることが予想される。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】