2週間の中断期間を経て、ブンデスリーガは4月1日(金)から再開される。第28節2日目の2日(土)、長谷部誠のアイントラハト・フランクフルトが敵地で首位バイエルン・ミュンヘンに挑む。

バイエルンは22勝3分2敗と今季も圧倒的な強さで、首位を走っている。得点ランキングトップのロベルト・レバンドフスキは前節、シーズン25得点目をマークし、同クラブ歴代外国籍選手の1シーズン最多得点記録を樹立。ドイツ代表のトーマス・ミュラーも自身のシーズンレコードとなる19得点を挙げており、両選手はブンデスリーガの最強攻撃デュオとなっている。失点数はわずか13で、これは第27節終了時点でチームの過去最少失点。それもそのはず、守護神マヌエル・ノイアーはブンデスリーガ310試合のうち149試合で無得点に抑えおり、オリーバー・カーン氏(元バイエルン)、オリバー・レック氏(元ブレーメン、シャルケなど)に次ぐ歴代3位の記録となっている。そのバイエルンが今季、現在の順位で8位以下のクラブから唯一勝ち点を取りこぼしたのがフランクフルト。第11節に0-0で引き分け、チームの開幕戦からの連勝記録は10で途絶えた。王者としては同じチーム相手に連続で勝ち点を奪われるわけにはいかず、また2位ドルトムントに勝ち点差を詰められないためにも、手を抜くことは一切ないだろう。

自動降格圏内のフランクフルトは、ここから厳しい残留争いの道のりが待っている。今節のバイエルン戦を皮切りに、今後はレーバークーゼンやドルトムントら上位陣もしくは残留を争うライバルとの直接対決しか残っておらず、毎試合が大一番だ。ニコ・コバチ監督が3月8日に就任し、ここまで1勝1敗。長谷部をはじめとする7選手が代表戦に招集されていたとはいえ、このリーグ中断期間でチームは理解を深めたことだろう。監督と弟でアシスタントコーチのロベルト・コバチ氏にとって、バイエルンは選手時代に所属したチーム。指揮官として初対決とはいえ、ひるむ相手ではない。もしフランクフルトが引き分け以上の成果を挙げれば、1995/96シーズン以来にバイエルンから1シーズン全2試合で勝ち点を獲得することになる。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】