2015/16シーズンにバイエルン・ミュンヘンに加入した19歳のMFキングスレイ・コマンは、23試合(先発20)に出場し、4得点6アシストでチームの優勝に貢献した。6月10日から開催される欧州選手権(EURO)に開催国のフランス代表として出場する俊足ウィンガーにバイエルンでの1年目について聞いた。

——ブンデスリーガの1シーズン目で優勝しました。どのようなお気持ちでしたか?

コマン とてもうれしかったです。僕たちはシーズンの始めから他を圧倒していました。ただ、ドルトムントも非常に強かったですし、それが全く弱まことはなく、僕たちはプレッシャーを感じていました。それでも僕たちは揺らぐことなく、信じられないくらいに安定したプレーを見せました。それは、チームの特性が成せる技です。

 

19歳にして、フランス・イタリア・ドイツで優勝を経験

——2014年にパリ・サンジェルマン(フランス)、2015年にユベントス(イタリア)でリーグ優勝を経験しています。19歳ながら、3つの異なるリーグでのタイトルを獲得し、誇りに思っているのではないでしょうか?

コマン もちろんです。とても誇りに思っています。でも、バイエルンでのタイトル獲得は僕にとってこれまでよりも大きな意味があります。定期的にプレーできましたし、自分自身もここで成長することができました。

——バイエルンの4連覇についてはいかがですか? ブンデスリーガ史上初の快挙です。

コマン 僕がバイエルンに来たのはわずか1年前なので、評価するのは難しいです。でも、それはバイエルンが素晴らしいチームだという証拠ですし、ドイツで紛れもなくナンバーワンってことですよね。

——今シーズン、最も手強かった対戦相手はドルトムントでしたか?

コマン 後半戦、ドルトムントとアウェーで0-0となった試合は、とてもタフでした。ドルトムントは間違いなく素晴らしいシーズンを送ったと思います。史上最強の準優勝チームですから。でも、第15節で対戦したメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)もとても強かった(バイエルンが1-3で敗れ、今季初黒星)。後半戦の僕たちのホームでの試合でもボルシアMGはとてもハードに戦い、引き分けとなりました。ブンデスリーガでプレーするのはとても楽しいです。自分のポテンシャルを最大限に出すことができます。

——ということは、今シーズンのご自身のパフォーマンスに満足されていますか?

コマン もちろんです。キープレーヤーになるには、もっと頑張らなければいけないということには気づきましたけど。僕は来月でやっと20歳になりますから、まだまだ伸びしろがあると思っています。パリ・サンジェルマンやユベントスではそれほどでしたが、バイエルンでは出場機会が増えてとてもハッピーです。自分は何ができるか、定期的に見せることができますから。

 

バイエルン新監督とは師弟関係

——バイエルンやジョゼップ・グアルディオラ監督の下でプレーしていなくても、EUROに臨むフランス代表のメンバーに選出されたと思いますか?

コマン バイエルンとグアルディオラ監督にはとても感謝しています。(フランスの代表チームから)信頼を得ていなければ、これほど早くフランスのA代表になっていたか分かりません。でも、バイエルンでのパフォーマンスがディディエ・デシャン監督(フランス代表)の目に留まったんだと思います。自国で開催されるEUROに出場することは今から楽しみです。

——最後に来シーズンについてお伺いします。バイエルンはカルロ・アンチェロッティ監督が就任します。

コマン アンチェロッティ新監督のことはパリ・サンジェルマン時代から知っています。僕は彼の下でプロデビューを果たしました。監督には今でも感謝していますし、再会できるのを楽しみにしています。