4月2日、ブンデスリーガ第28節2日目が開催され、香川真司が所属するドルトムントは本拠地でブレーメンと対戦する。本稿ではこの試合の見どころについて以下に記していく。

後半戦に限った順位表ではバイエルン・ミュンヘンよりも3ポイント多く稼ぎ、堂々の首位に立っているドルトムント。その強さは過去に例を見ないほどで、2016年に入ってからドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)、欧州リーグ(EL)を含めた全公式戦15試合で13勝2分と無敗をキープしている。特に守備の安定は顕著で、計10試合で無失点を演じており、また1試合に2失点以上を喫したこともない。エースFWピエールエメリック・オバメヤンは今シーズン初めて4節連続でゴールがないなど、ややブレーキがかかっている感があるが、10番を背負うヘンリック・ミキタリヤンは得点とアシストともに2桁に到達。現時点でこれを達成しているのは同選手の他にメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)のラファエルだけであるなど、コンスタントに活躍を残している。“史上最強の2位”との呼び声高いドルトムントは、果たしてこの試合でも勝利を収め、勝ち点5差で追う首位バイエルンにプレッシャーをかけ続けることができるだろうか。

対するブレーメンは第17節から第23節までを、2部3位との入れ替え戦にまわる16位で過ごしたが、ここ5試合では2勝1敗2分。敗れた相手はバイエルンのみであり、調子はまずまずと言ったところだ。しかし今シーズン最も気になるのは、同クラブの守備が完全に破綻している点。ブンデスリーガではここまでの全試合で失点を喫しており、シュトゥットガルトと並んでリーグ最多タイの54失点を記録している。また、順位こそ14位であるが、15位から17位までの3クラブとの勝ち点差はわずかに1ポイントしかなく、敵地でのドルトムント戦8連敗という悪い流れを断ち切ることができなければ、他会場の結果次第では今節終了時に17位まで転落する恐れもある。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】