ブンデスリーガ第30節最終日が4月17日に行われ、香川真司の所属するドルトムントは本拠地で酒井高徳の所属するハンブルガーSVに3-0で勝利を収めた。香川と酒井はともにフル出場。香川は先制点と3点目に絡む活躍を見せた。

ドルトムント 3-0 ハンブルク

欧州リーグ(EL)敗退の心理的影響からか、序盤のドルトムントは動きに精彩を欠く。まずは14分、左からの横パスを受けたミュラーが正面からミドルシュー トを放ったが、ボールは惜しくも左ポストの外に流れた。さらに17分、イリチェビッチがドリブルで持ち上がり、右のラソッガへ展開。そこからラソッガはクロスを入れ、ペナルティーエリア内でイリチェビッチがヘディングで合わせたが、このシュートも枠を捉えきれなかった。34分にも再びイリチェビッチが中へ切り込んでシュート、36分にはベンダーのパスミスをシップロックが拾い、ペナルティーエリア左への進入を許したが、どちらも得点には結びついていない。ここまではハンブルクが優勢に進めていたが、ドルトムントが38分に左CKを獲得すると、ショートコーナーを受けた香川から中央のフメルスへとつなぎ、最後はプリシッチがシュートを決め、ドルトムントが先制。さらに44分、シャヒンが蹴った裏へのパスにラモスが抜け出し、ペナルティーエリア左でライスをかわして右足を振り抜く。これがファーサイドのネットに突き刺さり、ドルトムントが2点のリードを奪った。

後半開始直後の46分、パスラックがカストロとのワンツーでペナルティーエリア右に入る。オスチョレクがスライディングでパスラックを倒したかに見えたが、主審の笛が鳴ることはなかった。すると52分、ハンブルクの中盤でのパスをラモスがインターセプト。前線中央のスペースへスルーパスを送ると、ボールを香川がトラップするが、ペナルティーエリア外に飛び出してきたGKアードラーが香川をスライディングで倒してしまう。このプレーでアードラーにはレッドカードが提示され、ハンブルクは残り40分弱を10人で戦うことになった。67分、交代で入ったばかりのライトナーが大きく右にダイアゴナルパス。パスラックがヘディングで中に折り返すが、ラモスがシュートを打つ前にドロブニがキャッチする。すると77分、ライトナーと競った際にエクダルが太ももの裏を負傷したせいで、地面に倒れこむ。試合は一時中断し、エクダルはそのままベンチへ。しかしすでにハンブルクは交代枠を3枚使ってしまったことで、ピッチ上の選手は9人となった。86分には香川のシュートがGKドロブニに跳ね返されたところをラモスが押し込み3点目。このまま試合は終了し、ドルトムントが3-0で危なげない勝利を飾っている。