ブンデスリーガ第30節最終日が4月17日に行われ、香川真司の所属するドルトムントは本拠地で酒井高徳の所属するハンブルガーSVに3-0で勝利した。試合後、フル出場した香川と酒井がインタビューに応じた。

<香川真司>

——試合を振り返っていかがでしょう?

香川 中2日で精神的に難しい試合でしたけど、勝てたので良かったと思います。

——欧州リーグ(EL)のリバプール戦の逆転負けを踏まえてトゥヘル監督からは話はあったのでしょうか?

香川 ありましたね。試合の次の、次の日(土曜日)ですね。ミーティングみたいなのをやって、試合を振り返って、守備の仕方とかについては話しました。守備が後半はバラバラだったので、どうやっていくのかについては厳しく言われました。

——きょうのスタジアムは少しテンションが低かったように思います。やりづらかった部分もありましたか?

香川 もちろんこういう雰囲気になるのは想定していました。ただ、ハンブルクもその雰囲気にのまれていたというか。彼らがあれ以上にアグレッシブに来ていたら分からなかったですけど、そんなにでもなかったので。そんなに怖くはなかったですし、僕たちも得点が入るまではなかなか苦労しましたけど、先制してからはうまく試合を運べたと思います。 

——良い形でショートコーナーを受けました。そこから先制点が生まれましたね。

香川 良い形でマッツ(フメルス)があそこに、普段だったら中に入って行けるけど、ああいうところで入ってくれるセンスというのもあったし。ああやって、あのスポットに入ってくれたから僕は出しやすかったし。良い流れで、変化を加えられたので良かったと思います。

 ——ハンブルクのGKアードラーに倒された場面は「倒されなければゴールを決められたかも」という思いもありましたか?

香川 ちょっと迷ったので。でも最低限の仕事というか、(アードラーに)レッドカードを生み出せましたし。

——迷ったというのは?

香川 キーパーがどう出るかなと思って。自分も、キーパーをかわすかそのまま打つか、そういうところで少し迷いました。

<酒井高徳> 

——試合の感想はいかがですか?

酒井 正直、前半はそんなに悪くない印象はあったし、自分たちで意外にボールを落ち着いて持てたとこもあったし、チャンスもあったし。最後のクオリティーの差、って言ったらいいのかな。もちろん、僕らはこういう切り替えの速いチームに対して(ボールを)失うこともあるし、相手も上手だから、うまく裏を使われたり、間を使われたりで崩れるシーンが出てくると思うけど、それは“ある”という風に思うっていう感じで試合に入ったんで。その中でボールを回せていたとこもあったし、自分も落ち着いて、すぐ蹴らずに1、2個待って、つないで局面を打開するってこともできたと思うし。

——ドルトムントはELで敗退し、スタジアムの空気もいつもと違いました。それはチャンスと考えていましたか?

酒井 どっちとも捉えられるというか・・・。こういうチームだし、こういうシチュエーションというのを何度も戦ってきたチームだから、どっちに転んでもおかしくないと思ってました。「どっち」というのは、崩れるというのもあるし、そこをさらにモチベーションにしてくるという。メンバーを変えてきてるところも多少あって、「そんなにガッツリ来ようと思ってないのかな」と。僕らがやることをやれば、しっかりできるっていう。立ち上がりはそれを見せられたかなとは思うので。 

——守備についての個人的な出来はどのようにお考えでしょうか?

酒井 スカウティングで、ドルトムントから見た相手のSBがいわゆる僕ですね。僕がサイドハーフにアタックしに行った時に、僕の裏に1人絶対に走り込むっていう形をずっとやってたんでね。(香川)真司くんとかもずっとそこを狙ってたから。そこをボランチと僕とでうまくケアしながら守備できてたっていうのがあったんで、その辺もしっかり守れてたかな、と。人数がいた時にはしっかり守れてたかなと思います。

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