ブンデスリーガ第21節が2月13日に行われ、香川真司の所属するドルトムントは本拠地で清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍が所属するハノーファーに1-0で勝利した。試合後、フル出場した香川と酒井がインタビューに応じた。 

<香川真司>

——きょうの試合について聞かせてください。

香川 厳しい試合でしたね。

——ハノーファーの守備を崩すプランはどのようなものだったのでしょうか?

香川 攻撃に関しては、前半に何本か良い崩しはありましたけど、決定機という意味では物足りなかったです。(リーグの)後半戦に入ってもなかなか流れるような2次攻撃や3次攻撃も含めて、相手を押し込む時間帯というのがない気がするので、ちょっとそこは苦しいですけど、でも何よりも勝っていることは救われているというか、大事なのかなと思います。

——バイタルエリアで連動して崩すような攻撃があまり見られませんでした。

香川 連動性という意味では、流動的ではないのかなという気がします、(攻撃が)単発で。今は攻めている中で、ミキ(ミキタリヤン)とか、前線の3選手が数回に1回は、リスクを負った中で、彼らが(チャンスを)つくれるので。そうなった時はチャンスですけど、それ以外のところではチームとしても、もう少し攻撃の形というものを出していかないといけないですし。ちょっと、今はそういうところが物足りないのかなと思います。

——パスコースがないこともあり、ジレンマを抱えつつプレーしている面もあったのでは?

香川 そうですね、なかなか上手くボールを受けられていないですし。でもチームとしても攻撃に関してはうまくボールを回せていないところがあるので、そういう意味ではチームとしても、もうひとつ工夫が必要になってきます。そういうところで自分も違いをつくることが必要ですし。ただ、今はボールを受けたときに窮屈な状況がすごく多いので、それが自分のミスにつながって・・・。きょうもイージーなミスがありましたし、ちょっと苦し紛れになって出す状況もあったので。そういう意味でもやはり改善していかないといけないです。

<酒井宏樹>

——ハノーファーにとっては大事な試合だったのではないでしょうか?

酒井 もったいないですね、勝ち点1でも取れれば・・・。今の僕たちの状況ではすごく大きな勝ち点だったし、ここから大事な6連戦に向けて勢いになったんじゃないかなと思います。本当に残念です。

——「勝ち点を取れた」という感覚はありましたか?

酒井 というよりも欲を言えば、うまくいけば、本当にうまくいけば、勝てたゲームじゃないかなと思いますし。やっぱりドルトムントも疲れてましたし、クオリティーはあったけどきょうはみんな気合が入ってたんで。ポジティブなところはこの勢いを(次節に)持っていけるところだと思いますけど、次の試合が本当に大事になってくると思います。

——MFのフォーメーションを前節とは変えてきました。

酒井 この1週間、雰囲気はめちゃくちゃ悪かったですし、きょうの試合前も雰囲気はすごく暗かったので。でも、よく分からないです。なんでこんなにうまくいったのか。まぁでも、素晴らしい相手だったり、素晴らしい雰囲気の中で(チームメートが)感化された部分は少なからずあると思うし、モチベーションは上がったと思います。まぁ、少しでもファンを満足して帰らせることができれば良かったと思いますけど・・・。結果が欲しかったなと思います。

——自分のプレーについてはどうでしょう? 右サイドをえぐるシーンも何度かありました。

酒井 特に前半の深く入っていったところは狙い通りだったし、(ドルトムントのDFが)食いついたところでマイナス(へのボール)っていうところはイメージにありましたし、完璧だったと思うんですけど。あそこはディフェンスが付きづらいですからね。まぁでも、ああいう形が作れたのは良かったと思いますし・・・。結果に結びつけないといけなかった部分ではありますね。

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